現プロだより2014 〜現地プログラム 学生・教員からの近況報告〜

 




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 天津は6月に入っても日本のように梅雨がありませんし、気温は高くても湿度が低いので日本のような蒸し蒸し感がないのがこれまで通常でした。しかし、今年の天津は、雨の日が多く、湿度が高くて、蒸し暑い日を多く感じます。また、急に突風が吹き出したかと思うと、昼から真っ暗となり、雷雨を体験することがあります。集中豪雨のために道に水が溢れ出し、車が大渋滞。いつもなら10分で行けるところが、何と1時間半もかかりました。翌日は、嵐が去って澄み切った青空が一面に広がり、眼前に大きくそびえ立つ天津タワーが実に美しくくっきりと見え、木立の中からは蝉の声が聞こえ出しました。

 6月7日(土)にはレクレーション委員会主催の「サッカー大会」を実施して全員で楽しみました。天津の青空の下でレクレーションとはいえ、熱戦が繰り広げられ、男女ともに決勝は引き分けてPK戦となり、最後の最後までもつれ、熱い応援と歓声の中での好ゲームが展開しました。この優勝チームには特別大型ケーキが賞品として与えられました。また、6月21日(土)にはバスケットボール大会も実施し、日頃のストレス解消として楽しく汗を流しておりました。

 

 現プロも3ヶ月が過ぎて学生達の勉学もラストスパートに入りました。 6月14日(土)には、中国教育部が認定しているHSK(漢語水平考試:中国語能力認定試験)を全員が受験して、中国語学習の成果を判定しました。また、中国語の授業で学んだことは3週間に1度実施される単元テストで確認します。第5回目の最後の単元テストが6月30日(月)に終了しました。

 620日(金)には郵便サービスを実施しました。郵便局が会館へ出張サービスに来て、学生達が日本へ送る荷物を段ボールに入れて計量して梱包発送します。多くの学生達が、3月に着てきた冬物の衣服やお土産を段ボールの中に入れて発送していました。後残すところ約2週間となり、換金額、お土産、スーツケースの中身等、帰国を見据えて少しずついろいろな面から生活も考えるようになってきました。

 7月1日(火)からの最後の1週間は、「現地ライフレポート」の授業があります。現地で学んだことを通して、自分でテーマ設定をして中国人にインタビューをして中国語で作成してライフレポートにまとめます。さらに、それをパワーポイントで作成して中国語で発表します。これは、クラス全員の前で行い、発表後の質疑応答も中国語で行われる集大成の授業です。

 7月4日(金)には、これまで学習してきた中国文化講座(京劇、二胡、笛、絵画、書法、舞踏、武術、指圧、手芸、民歌、漫才)の発表会があり、現在、学生達はその予行練習に追われています。

 南開大学の学生達は6月卒業で、いたる所で角帽にマント姿で写真を卒業記念に撮影している姿がみられます。南開愛大会館の学生達も現プロ閉講式を後1週間後に控えてとても慌ただしくなって来ました。

2014年度中国現地プログラム引率者     松岡 弘記


【北京・上海見聞録】

 私は6月の端午節(中国の祝日)と週末を利用して北京、上海に行きました。どちらも経済が栄えていて有名な都市ですが、私なりの視点で二つの都市を比較してみたいと思います。

 上海は、全体的にどこに行っても近代的なビルなどの建物が多く感じました。そして一歩細い道に入っていくと、ヨーロッパ風なおしゃれな街並みが広がっていたり、中国を思わせる雰囲気の建物がありました。地下鉄に乗っているときに聞こえてくる上海語は全く何を言っているかわからず、広い中国ならではの現象を目の当たりにして興味深く感じました。また、なんといっても上海の小吃(シャオチー/屋台などで食べる軽食やデザート)は豊富でどれもおいしかったです。

 北京は、天安門や前門、故宮など有名な観光地、文化財が豊富でした。有名な観光地が多いだけあって中国の国旗や傘やおもちゃを売っている人が上海よりも多かったように感じました。これは北京だからという話ではないかもしれませんが、天津で生活していても上海に行った時も中国人に文句を言われたことはありませんでしたが、北京で初めて日本人を非難する言葉を浴びました。

 上海・北京に行って、同じ中国内での違いを知ることができました。またツアーではなくどちらもフリープランの旅行だったので自分の語学力を活かせる良い経験にもなりました。

                    (班 広報委員 小林千鶴

 

 

【帰国を間近にして…】

 最後の単元テストが終わりました。口語(スピーキング)の試験では、これまでとは違い、習った語法や単語を使ってグループで物語を作りクラスのみんなの前で発表するという形でした。グループによって発表の仕方はさまざまで、白雪姫などの劇、中国での生活の一場面、中国語の授業風景などがあり、どのグループも練習の成果を存分に活かしていたと思います。

 また、71日、2日(火、水)の現地ライフレポート発表会に向けて準備を進めています。中国人の友達にアンケートをとったり、自分が中国で実際に見て感じたことなどをもとに、レポートとパワーポイントをすべて中国語で作成しています。この現地プログラムの集大成ともいえるものなので、忙しい中、どの学生も真剣に取り組んでいます。

 さらに、74日(金)の文化講座発表会に向けて練習にも熱が入っています。授業時間だけでなく、空き時間も利用して、文化講座やクラス単位で練習に励んでいます。これまで頑張ってきた成果を南開大学や愛知大学の先生方、他のクラスや講座の学生に披露できるので、緊張感もありつつ楽しんで準備を進めています。

               (広報委員 F班 安井・平野・秦野)

【HSK試験について】

 私たちは6月14日(土)に全員HSKを受験しました。多くの人は4級ですが、中には5級、最上級の6級を受験する人もいました。5月の中旬から5回のHSK補講があり、最後のHSK補講ではそれぞれ自分の受験する級の模擬試験をしました。私は4級を受験したのですが、模擬テストの結果があまり良くなかったので試験当日すごく緊張していました。現プロに来る前に受験した3級よりも、聴力(リスニング)(リーディング)写(ライティング)、すべて難しく感じました。そのため、試験終了後は合格点に達しているか不安でしたが、現プロに来て約3ヶ月間毎日ネイティブな中国語に囲まれた環境の中で、中国語を勉強してきた成果を出せたと思うので満足しています。日本に帰ってからもしっかり中国語の勉強を続けて卒業するまでにHSK5級や6級取得に向けて頑張っていきたいと思います。

(広報委員 F班 岩瀬・和田・森田)