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福井県大野市を公共交通機関で楽しむ旅

福井県大野市を公共交通機関で楽しむ旅!

福井県大野市で実施する地域創生型プログラムとなります。
令和11年春に東海北陸自動車道に直結する中部縦貫自動車道が開通し、中京圏とのアクセスがより良くなる福井県の東の玄関口大野市にスポットを当てます。
大野市内には山々に囲まれた田園風景が広がっており、そこに「JR越美北線」が1、2両編成で走っています。
この路線は、通学・通勤・通院や買い物、観光などの広域移動を支えていますが、利用者数が減少傾向にあります。
そんなJR越美北線の魅力を発信するため、JR越美北線や公共交通機関(まちなか循環バス等)を使った大野市内の旅を企画し、大野市に発表してもらいます。
大野市に採用されれば、大野市公式インスタグラムやYouTube等で発信する場合があります。

福井県大野市を公共交通機関で楽しむ旅!

【福井県大野市を公共交通機関で楽しむ旅!】第1回事後研修を行いました!

11月13日(木)の事後研修では、公共交通機関を利用した福井県大野市の旅のプランの確認と情報発信に向けた準備を中心に取り組みました。

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初めに、各グループで作成した旅行プランを確認し、計画した通りに進めることが本当に適切であるかどうかを見直しました。
移動手段の選び方や所要時間、観光スポットなどを改めて検討しました。
実際に公共交通機関を利用する場面を具体的に想像しながら作業を進めることで、計画の中に無理や矛盾がないかを判断し、必要に応じて改善案を話し合いました。

また、プランの見直しを行う中で交通機関の本数や待ち時間の長さなど、事前の調査だけでは分かりにくい点があることにも気づきました。
こうした細部に目を向ける作業を通して、より実現性の高い計画を作るためには多角的な視点が欠かせないことを実感しました。

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その後は、福井県大野市の魅力を広く発信するための素材作りに取り組みました。
現地で撮影した写真や動画、メモした内容などを基にどのような構成にすると大野市の魅力がより効果的に伝わるかを検討しながら作業を進めました。
見た人が自然と大野市に興味を持てるよう、各グループが設定したターゲット層に合わせて表現の仕方や素材の選び方を工夫しました。
また、集めた素材を発信という形にまとめていく中で、大野市の魅力を客観的な視点で捉え直す難しさを感じました。

さらに、最終プレゼンテーションで使用するパワーポイントの作成にも取り組みました。
発信素材としてまとめた内容をどのようにスライドへ落とし込み、どの順番で示すと理解しやすいかを考えながら構成を組み立てました。

また、プレゼンテーション全体の順番も決定したことで本番が近づいていることへの緊張感と達成感の両方を感じる時間となりました。

今回の研修を通して、旅の計画の見直しから発信素材の作成、そしてプレゼンの準備に至るまで一連のプロセスを実際の経験に基づきながら進めることができました。
特に、実際に現地を訪れた経験があることで、より現実的で説得力のある提案に仕上げることができました。
また、大野市の魅力を整理し、分かりやすく伝える経験は観光地の価値をどのように発信するかを考える力を養う貴重な機会となりました。

(国際コミュニケーション学部1年 大西 琉瑠那)

愛知大学キャリア支援センターでは、2019年度より「低年次キャリアデザインプログラム~CAREER FIELD~」と題して、1・2年生を対象とした産官学が協働したプログラムを開発しています。
就職をゴールとしない形で、学生の社会人基礎力の養成や、望ましい就業観の醸成を目的として、現場(FIELD)理解に貢献する実践的な学びを創出し、低年次学生が将来のキャリアビジョンを描くことを支援するプログラムを展開しております。
各種プログラムについて、実際に参加した低年次学生からの視点で実施報告をしておりますので、下記URLよりご確認ください。

http://www.aichi-u.ac.jp/recruit/career-center/career-field