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福井県大野市を公共交通機関で楽しむ旅

福井県大野市を公共交通機関で楽しむ旅!

福井県大野市で実施する地域創生型プログラムとなります。
令和11年春に東海北陸自動車道に直結する中部縦貫自動車道が開通し、中京圏とのアクセスがより良くなる福井県の東の玄関口大野市にスポットを当てます。
大野市内には山々に囲まれた田園風景が広がっており、そこに「JR越美北線」が1、2両編成で走っています。
この路線は、通学・通勤・通院や買い物、観光などの広域移動を支えていますが、利用者数が減少傾向にあります。
そんなJR越美北線の魅力を発信するため、JR越美北線や公共交通機関(まちなか循環バス等)を使った大野市内の旅を企画し、大野市に発表してもらいます。
大野市に採用されれば、大野市公式インスタグラムやYouTube等で発信する場合があります。

福井県大野市を公共交通機関で楽しむ旅!

【福井県大野市を公共交通機関で楽しむ旅!】第3回事前研修を行いました!

10月23日に行われた第3回事前研修では、前回に引き続き現地実習に向けた準備とグループワークを行いました。



まず、進捗確認として交通費支援の事前申し込みやチケット購入状況を確認しました。プラン作成状況では、どのグループもおおよその行程は立っていたので、残り時間で時間配分の調整や内容の肉付けを行い、完成度を高める必要があることが分かりました。
次に、現地実習についての説明を受けました。現地は名古屋市よりも3℃ほど低く、夕食時や早朝の登山道で移動することを考えると、ダウンや防寒小物を用いた寒さ対策が重要であることを確認しました。



2日目の早朝には、「天空の城」として知られる越前大野城を観測する予定です。越前大野城は大野盆地の亀山に築かれた平山城で、犬山の登山道から条件が整えば雲海に包まれた姿を観測できるスポットとして有名です。天候や安全面の条件を満たすことが前提であり、悪天候やクマの目撃情報がある場合は中止となるため、参加者全員で天候と安全を祈りながら当日を迎えたいと思います!

研修後半では、グループワークに取り組み、ターゲットや発信媒体の確認を行いました。当日までの具体的な課題としては、「ターゲティング」「プランニング」「発信素材」の決定です。「ターゲティング」では根拠を明確にし、ターゲットにどのような行動を促すかを考えました。「プランニング」では、ターゲットに興味を持ってもらえる内容か、行程に無理はないかを見直しました。「発信素材」では、ターゲットに届きやすい媒体や発信内容を検討し、現地実習前後で必要な情報を準備することを意識しました。






今回の研修を通して、グループで意見を出し合いながら実践的に計画を練る楽しさを改めて実感しました。プランを具体化する過程で、ターゲット視点や発信の方法や、今回のプログラムで最も重要な項目である公共交通機関をどのようにプランに組み込むかを考えることに難しさも感じました。同時に現地での学びや体験をイメージし、いかにターゲット福井県大野市の楽しさを伝えるかを意識しながらプランを練る必要性を感じました。

(経営学部 2年 山川珠里愛)

愛知大学キャリア支援センターでは、2019年度より「低年次キャリアデザインプログラム~CAREER FIELD~」と題して、1・2年生を対象とした産官学が協働したプログラムを開発しています。
就職をゴールとしない形で、学生の社会人基礎力の養成や、望ましい就業観の醸成を目的として、現場(FIELD)理解に貢献する実践的な学びを創出し、低年次学生が将来のキャリアビジョンを描くことを支援するプログラムを展開しております。
各種プログラムについて、実際に参加した低年次学生からの視点で実施報告をしておりますので、下記URLよりご確認ください。

http://www.aichi-u.ac.jp/recruit/career-center/career-field