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経済学部

激動する現代を捉えて明日を予見する。経済学にはその力がある。

世界を大きく揺るがす経済のグローバル化。予測不可能な未来に誰もが不安を抱える今、経済学の知見は現状を分析し未来を指し示す一条の光です。経済学は300年を超える長い歴史を持つ学問であり、その時々の経済現象を説明し、明日を予測し、望ましい方向へ導く提言を重ねてきました。その対象は財政・金融・景気・雇用・社会保障・国際金融など広大です。経済学部経済学科では、経済学の基礎からその応用、ビジネス現場での実践まで見据えたコース制カリキュラムによる多様な学びを提供しています。培った視野と専門性は、未来をけん引する力となります。

問題発見能力と論理的思考能力で 変化し続ける現代社会を生きる。

我々が生きてゆく上で経済活動は必要不可欠です。現代の経済・社会において我々は、急速な技術進歩とそれに伴う社会の変化に直面しており、しかもそれらがグローバル化の中で、世界中のあらゆる地域と連動しています。このように複雑に入り組んだ現代社会を生き抜いてゆくためには、⑴問題発見能力(問題を自ら発見する力)、⑵論理的思考力(問題の解決方法を論理的な思考によって見いだす力)を養わなければなりません。これらの能力の獲得を目的として、経済学部のカリキュラムでは、3つの科目群を中心とした教育を行っています。①経済学の入門として入学当初から履修可能な基礎科目、②経済学の主要分野を学修し、より高度な学修へつなげる学部共通科目、そして③自らの興味関心に応じて専門性を高め深く学ぶ3つのコースの科目(「経済分析コース」「政策・地域コース」「世界経済コース」)。これらの科目には、通常の講義形式だけでなく、演習形式や(海外)実習授業、あるいは経済学検定やインターンシップの単位認定など、皆さんの学びを応援するさまざまな科目も含まれています。本学部は、これまでも多様な人材を輩出してきました。これからも、経済学を武器にした、広く社会から求められる人材を養成します。

特色ある科目・プログラム

世界を体験するフィールドスタディ

海外の経済やビジネスの現場を体験し、国際感覚を養う

集中講義科目「フィールドスタディ」では、海外(タイ・シンガポール・韓国・中国・アメリカなど)に滞在し、経済の動向やビジネスの現場をリアルに体感する場を設けています。春学期に履修する「フィールドスタディ方法論」で学修したテーマ別課題を踏まえ、夏季休暇中に渡航して課題の解決に取り組みます。現地の大学生と交流する機会もあり、こうした異文化体験は、将来のビジネスや生涯設計に活かされる力となります。

4年間の流れ

1年次

経済学を学ぶ上での知識や学習方法を身につけ関心を高めます。マクロ経済学、ミクロ経済学を学び経済学の基礎知識を修得します。

2年次

将来の目的や関心に応じ、3コースに分かれます。それぞれのコースに合わせて専門教育科目を履修していきます。

3・4年次

専門教育科目を体系的に学びつつ、少人数の専門演習(ゼミナール)で関心あるテーマを追究。自由なディスカッションによって、論理的な思考力や経済学への多角的な視点、プレゼンテーション能力を養います。4年次では集大成となる卒業研究に取り組みます。

2年次から選択できる3つのコース

経済理論に基づき未来を予見するビジネス人材に
経済分析コース


マクロ・ミクロ経済学を基礎とする経済理論によって現象を考察する力を養い、データを基に社会を分析する力を高めます。変化し続ける現代の経済問題・社会問題を見極める力を修得します。
公務員としてまた企業人として地域社会に貢献
政策・地域コース


現実社会に起こる経済問題を分析し、解決に導くための合理的な政策の立案を通じて、地域社会に貢献できる人材を育成します。環境・雇用・福祉など現実の諸問題を多角的に分析し、問題解決力を養います。
世界を見る視点とスキルを活かしグローバルに活躍
世界経済コース


世界経済に関わる幅広い知識とコミュニケーションスキルを活かし、国や地域を越えて活躍できる経済人を育成します。また、英語力養成にも力を入れ、経済学の学修・研究に対応した英語を学ぶことができます。

学生の研究

田端 克至ゼミナール

ニューヨーク・ロンドン…世界経済の中心地で、グローバルな感覚を養う。
担当教員:経済学部 教授 田端 克至


●私たちの研究テーマ
「アメリカ経済の今を知るニューヨーク・フィールドスタディ」

経済学部では、世界経済に関心を持つ学生を対象にフィールドスタディを実施しています。これは、欧米やアジアなど海外に滞在して経済の動向やビジネスを学ぶ集中講義科目です。今年度は「Dive into Diversity(アメリカの多様性を実感する)」をテーマにニューヨークで実施し、田端ゼミからも数名が参加しました。事前調査で、「高齢化への対応」をテーマに年金制度の日米比較を試みた学生は、ニューヨークでキャッシュレス化の進展に着目。高齢化とキャッシュレス化の関わりについて研究しました。SDGs(Sustainable Development Goals)を調査した学生は、ニューヨークの国連本部でSDGsに関する講義を聞き、海洋・海洋資源の保全の重要性について認識。見学した国連本部内のカフェでは、プラスチック製の食器がすべて再生可能な紙や金属製になっており、国連でのSDGsの取り組みを実感しました。研修では国際金融アナリストやウォール街で著名なバンカーによるレクチャーもあり、アメリカ経済のダイナミズムを知る貴重な機会となりました。

●私たちのゼミ活動
文献研究とリサーチトリップで、国際経済を実践的に学ぶ

田端ゼミでは、3年次に『国際経済学』などの専門書を輪読し、貿易理論や輸入関税など国際経済の基礎となる知識を学びました。ゼミでは、各学生が文献の内容についてレジュメを作成して発表、質疑応答を行います。田端先生から鋭い質問を投げかけられることも多く、国際経済の定理や理論についての深い理解と臨機応変に対応する力が養われました。また授業では米中の貿易摩擦やGAFA※など、国際経済に関する最新のトピックを話し合う機会もあり、世界的な視野で経済を見る思考力が鍛えられました。4年次には、欧州でのリサーチトリップを行う計画を立てています。ロンドンとパリに滞在し、イギリスのEU離脱がもたらす影響など、ヨーロッパ経済の動向を調査する予定です。
※GAFA:IT市場を席巻するアメリカの巨大ハイテク企業(Google・Amazon・Facebook・Apple)の頭文字を取った呼称。因みに、アメリカではNetflixを足してFANGAとも呼ばれる。

専門演習・卒業論文テーマ

取得を支援する資格

※1 佛教大学への学費が別途必要です。
※2 豊橋キャンパスにて開講。
愛知大学 受験生向けサイト