中国・アジアへの鋭い洞察力が
これからの時代を生きる鍵。現代中国学部長
教授 砂山 幸雄
「現代中国」の名を冠する学部は、日本では愛知大学にしかありません。これは本学のルーツが20世紀前半の上海に存在した
東亜同文書院大学にあることと関わっています。同大学の伝統を継承する本学部は、中国語学習だけでなく、フィールドワーク、インターンシップも現地で行う「現地主義教育」を展開し、「現地」「現場」の人々と協働する力を備えたグローバル人材の育成をめざします。日本は中国との間で起伏に富んだ長い交流の歴史を持ちますが、中国が世界に巨大な影響力を持つようになった今日、より客観的で正確な相互理解が必要です。本学部では、中国語に加えて現代中国の政治・経済・歴史・社会・文化などを総合的に学修し、現地・現場でのアクティブ・ラーニングを通じて成長を促します。学びの舞台は中国大陸にとどまらず、台湾・香港・東南アジアの華人社会を含むアジア中国語圏です。躍動するこの地域の活力を、皆さんの生きる力に役立ててください。