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みえの公共交通利用促進&地域魅力発信プロジェクト

みえの公共交通利用促進&地域魅力発信プロジェクト

三重県全域・愛知県・和歌山県・奈良県等で乗合バス事業や貸切バス事業などを展開し、バス業界で全国有数の規模を誇る三重交通と愛知大学の連携企画。
人口減少や少子化によりバスの利用者が長期的に減少を続けており、地域住民だけでなく、三重県への来訪者に如何にバスを利用していただくかが重要課題の一つです。
また、バス路線沿線地域で埋もれていたり、見落とされていたり、あるいは新たな魅力を学生の目線で発見し、発信していくことは
乗合バスをはじめとする公共交通の利用促進につながるだけでなく、地域の活性化にもつながることが期待されます。
そこで、今回は、三重県四日市市にスポットをあて、フィールドワークを重ね、乗合バス路線を活用した観光ツアー企画を、エリアマップとあわせ制作していきます。

みえの公共交通利用促進&地域魅力発信プロジェクト

【みえの公共交通利用促進&地域魅力発信プロジェクト】現地研修を行いました!

今回、10月10日から30日にかけての約3週間にわたり四日市市で数回のフィールドワークを行いました。
まず、訪れたのは近鉄四日市駅近くの商店街。昔ながらの雰囲気を残すレトロな店から、若者に人気のレストランや本屋まで多様な店舗が並び、地域の活気を感じました。最初に立ち寄った喫茶店「スワサロン」では、レトロな店内がとても可愛らしく、地元の方々の交流の場としての温かい雰囲気が印象的でした。



その次に訪れたのは、四日市市立博物館です。私たちは三重県出身ではないこともあり、まずは三重の歴史を知るところから始めようと思い、この施設を訪れました。施設内は主に歴史資料館、四日市公害と環境未来館、プラネタリウムに分かれており、県外の人だけでなく、地元の人も楽しめるような体験施設になっています。歴史、宇宙に関する展示内容がとても充実していたため、ぜひこの施設は自分たちのツアー作成に活かしたいと感じました。



さらに、自然豊かな水沢地区にも足を運び、紅葉谷や茶畑が広がるのどかな風景を楽しみました。茶業振興センターやかぶせ茶のカフェなどが徒歩15分ほどの場所にあり、地域の特産を気軽に味わえるのも魅力的です。



今回のフィールドワークを通じて、四日市の魅力を発見できたと思います。今後は、得た知見をもとにツアーマップの作成に取り組みたいです。



(国際コミュニケーション学部 2年 伊藤羽叶)

愛知大学キャリア支援センターでは、2019年度より「低年次キャリアデザインプログラム~CAREER FIELD~」と題して、1・2年生を対象とした産官学が協働したプログラムを開発しています。
就職をゴールとしない形で、学生の社会人基礎力の養成や、望ましい就業観の醸成を目的として、現場(FIELD)理解に貢献する実践的な学びを創出し、低年次学生が将来のキャリアビジョンを描くことを支援するプログラムを展開しております。
各種プログラムについて、実際に参加した低年次学生からの視点で実施報告をしておりますので、下記URLよりご確認ください。

http://www.aichi-u.ac.jp/recruit/career-center/career-field