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みえの公共交通利用促進&地域魅力発信プロジェクト

みえの公共交通利用促進&地域魅力発信プロジェクト

三重県全域・愛知県・和歌山県・奈良県等で乗合バス事業や貸切バス事業などを展開し、バス業界で全国有数の規模を誇る三重交通と愛知大学の連携企画。
人口減少や少子化によりバスの利用者が長期的に減少を続けており、地域住民だけでなく、三重県への来訪者に如何にバスを利用していただくかが重要課題の一つです。
また、バス路線沿線地域で埋もれていたり、見落とされていたり、あるいは新たな魅力を学生の目線で発見し、発信していくことは
乗合バスをはじめとする公共交通の利用促進につながるだけでなく、地域の活性化にもつながることが期待されます。
そこで、今回は、三重県四日市市にスポットをあて、フィールドワークを重ね、乗合バス路線を活用した観光ツアー企画を、エリアマップとあわせ制作していきます。

みえの公共交通利用促進&地域魅力発信プロジェクト

【みえの公共交通利用促進&地域魅力発信プロジェクト】中間報告会①を行いました!

11月13日(木)は、第1回目の中間報告会で、マップに記載する内容の完成と、作成途中のマップに関する報告を行いました。

マップに記載する内容の報告では、どのグループもコンセプトに合った場所を訪れることができるような構成になっており、前回と比べてより充実したツアー、ポイントマップに近づいていました。
ただ場所を紹介するだけではなく、バスに乗っている時間をどのように有効活用するか、バスを降りてから目的地に到着するまでの道のりをどのように説明するかなど、グループごとに異なる工夫が見られた点が印象的でした。

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作成途中のマップに関する報告では、多くのグループが「写真をたくさん使いたいがパンフレットに収まらない」という課題に直面していました。
写真が増えることで、情報量も多くなり、逆に読みづらいマップになる可能性もあります。
そのため、どの情報を残し、どの情報を削るのかといった、情報の取捨選択が重要になると感じました。

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今回の中間報告会を通して、マップ作成には情報を集めるだけでなく、使う人にとって分かりやすく、魅力が伝わる形に編集していくことが大切であるということを実感しました。
また、実際にマップ作りを進める中で、事前には気づかなかった細かな問題が見えてくることも分かりました。

(文学部2年 砂野 千聡)


愛知大学キャリア支援センターでは、2019年度より「低年次キャリアデザインプログラム~CAREER FIELD~」と題して、1・2年生を対象とした産官学が協働したプログラムを開発しています。
就職をゴールとしない形で、学生の社会人基礎力の養成や、望ましい就業観の醸成を目的として、現場(FIELD)理解に貢献する実践的な学びを創出し、低年次学生が将来のキャリアビジョンを描くことを支援するプログラムを展開しております。
各種プログラムについて、実際に参加した低年次学生からの視点で実施報告をしておりますので、下記URLよりご確認ください。

https://www.aichi-u.ac.jp/recruit/career-center/career-field