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Career Field Basic≪2021≫

Career Field Basic≪2021≫
2021年度通年を通し、産官学が連携し主に半日完結型の多彩なプログラムを実施しています。(具体的な実施プログラムについては、ブログを参照ください。)
Career Field Basicでは、アルバイト・サークル・ボランティア等で長期間に亘ってキャリアデザインプログラムに参加できない学生も、アラカルト形式で多種多様なプログラムが展開される本プログラムに対し、その時そのタイミングで、興味関心のあるプログラムに気軽に参加することができます。
WEB講演、PC実習、現場見学会や時にはゲーム形式で、産官学が連携して愛知大学の低年次学生に就職をゴールとしない形でミライをイメージさせる多様な学びの場を提供しています。

Career Field Basic

【Career Field Basic】名古屋港ベイクルーズツアー

12月2日(木)に、Career Field Basicとして「名古屋港ベイクルーズツアー」が実施されました。 
本プログラムは、港務船に船上して、名古屋港管理組合の職員様から丁寧な解説をしていただきながら名古屋港を周遊する、というものとなります。
潮風を浴びながら夕焼けを眺めたり、海から陸地を観察するなど、参加した学生はみんな貴重な経験を得られたと思います。

名古屋港がどのような場所であるか、一言で表現すると「世界とつながる名古屋港」でしょう。
これは、LNG(液化天然ガス)や鉄鉱石、石炭などの原料や燃料を輸入し、中部地方で製品化したもの(主に自動車や自動車部品、産業機械や化学工業品)を世界に輸出する、という名古屋港の特徴からうかがえます。
また、名古屋港の実力に関して、総取扱貨物量は横浜港や神戸港を打ち抜いて1億6,855万t。
なんと19年連続日本一という大きな業績を成し遂げています。
また、貿易額は、東京湾の16.2兆円に続き、名古屋港14.7兆円で第2位の実力を誇っています。
内訳の8割が自動車関連の輸出ということで、船の中からは莫大な面積を誇る自動車積み出し基地を観察することができました。
そこでは、ちょうど生産された自動車が続々と自動車専用船に積まれており、まさに名古屋港の強みを間近で感じる瞬間でした。

あおなみ線に乗って金城ふ頭へ向かう途中、名古屋港を車内の窓から見ることができます。
普段はなんとなく目にしていたあの景色も、実際に名古屋港の地に立ち、理解を深めたことによって、学生である私にとっては意味のある景色へと変化しました。
就職活動において、業界分野を最初から絞ってしまうのではなく、様々な業界分野に踏み込んだうえで吟味することが大切である、と言われる理由がよくわかったようにも感じます。
今回の経験をこれからの糧として日々励んでいきます。

(現代中国学部2年 岡田明弥)

港務艇

船上

船内

愛知大学キャリア支援センターでは、2019年度より「低年次キャリアデザインプログラム~CAREER FIELD~」と題して、1・2年生を対象とした産官学が協働したプログラムを開発しています。
就職をゴールとしない形で、学生の社会人基礎力の養成や、望ましい就業観の醸成を目的として、現場(FIELD)理解に貢献する実践的な学びを創出し、低年次学生が将来のキャリアビジョンを描くことを支援するプログラムを展開しております。
各種プログラムについて、実際に参加した低年次学生からの視点で実施報告をしておりますので、下記URLよりご確認ください。

http://www.aichi-u.ac.jp/recruit/career-center/career-field