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ホワイト企業探訪記

ホワイト企業探訪記

全国健康保険協会(協会けんぽ)より認定を受けた愛知県内で健康経営を実施する企業を訪問し、「従業員に対する健康管理への取組」や「働き方」について取材します。
取材までの事前研究を通して、チームワーク、問題発見力、ビジネスマナー等の育成を図ります。
今回は、メーカー3社を取材・訪問先企業とし、メーカーを切り口に、横のつながり(商社や物流業界等)についても調査、研究をしていきます。
最後に、取材内容を成果報告会にてプレゼンテーションを行い、将来自分が働くイメージや健康経営への理解を深めます。

ホワイト企業探訪記≪2025≫

【ホワイト企業探訪記~メーカースペシャリスト育成編~】企業訪問を行いました!

今回は第4回までに行ってきたプレゼンテーション講座やビジネスマナー講座で学んだことを活かして実際に企業訪問を行いました。
私は中伝毛織株式会社に取材させていただきました。初めに30分ほど企業について説明していただいた後、実際に工場へ行ってより詳しく繊維やこだわりを教えていただきました。



企業についての説明の中で中伝毛織さんが歴史ある会社であることを改めて知ることができたと同時に、普段見ることのできない生地を作る際に使われる機械の部品の一部を実際に見て、触らせていただきました。



また工場見学では実際に生地を作っているところを見ることは初めてだったのですが、柄物を作るときは糸の配置や先に糸を染めることなどお聞きすること全てが興味深く新鮮でした。その中で1つの生地を作るのにたくさんの工程があり、またその分だけ人の数があること、機械を使いながら細かなところを手作業で行うからこそ繊細な生地に仕上がることを、見学を通して感じました。




取材時には事前に作成したものを順に質問させていただきました。健康経営を行っている過程でがんの早期発見につながったこと、女性が働きやすい職場にするための補助や制度を積極的に行っていることを知りました。また健康経営を始めようと意識したのではなく、すでに行っていたことが健康経営につながったとおっしゃっていました。

実際、取り組まれている補助や制度といったものは、形だけではなく女性社員が仕事復帰しやすくなるには何が必要か、どんな補助があれば安心して復帰できるかと女性の立場に立って考えられていると感じました。



今回の取材を通して学んだことを次は言葉にして多くの人に届けることを目標とし、またそれを今回のプログラムの中だけではなく違う分野でも生かしていきたいと思います。

(国際コミュニケーション学部 1年 小山結衣)

愛知大学キャリア支援センターでは、2019年度より「低年次キャリアデザインプログラム~CAREER FIELD~」と題して、1・2年生を対象とした産官学が協働したプログラムを開発しています。
就職をゴールとしない形で、学生の社会人基礎力の養成や、望ましい就業観の醸成を目的として、現場(FIELD)理解に貢献する実践的な学びを創出し、低年次学生が将来のキャリアビジョンを描くことを支援するプログラムを展開しております。
各種プログラムについて、実際に参加した低年次学生からの視点で実施報告をしておりますので、下記URLよりご確認ください。

http://www.aichi-u.ac.jp/recruit/career-center/career-field