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豊根村のいただきファームの画像です

豊根村いただきファーム

本プログラムでは、豊根村をフィールドとし、自治体とプロモーション企業と連携して「農」をテーマに地域創生を考えるプログラムとなります。
具体的には、「田んぼオーナー」制度を活用し、現地での活動において地域住民・行政・留学生との交流を図る中で、地域が抱える課題・異文化理解・SDGsについて理解を深めます。
また、田んぼオーナーとして田植えから収穫までの活動を行うと共に、豊根村役場より課されるテーマに対して、チームで考え、まとめた上で、最終成果発表会で豊根村に向けて発信する地域創生体験型プログラムとなります。

豊根村いただきファーム

【豊根村いただきファーム】第2回現地実習(田植え&茶臼山観光)を実施しました!

5月10日(土)に、『豊根村いただきファーム』の第2回研修が実施されました。今回は実際に豊根村へ訪れました。午前は田植え作業を、午後は茶臼山高原の見学を行い、「天空の花回廊 芝桜の丘で開催された芝桜まつり」や、課題となる「愛知県茶臼山野外活動ロッジの跡地」を見学しました。

田植えではお米を作る大変さの一部を体験できたと思います。全く慣れていない田んぼの感触は何とも言い難いものでした。とても動きづらく、何度も倒れてしまいそうになりましたが、同時にとても楽しい経験ができました。これからお米を食べるときはより感謝をして食べられる気がします。
また、田植え作業はとても大変な労働だと思いました。豊根村は現在、若年層の人口が減少傾向にあると学んで、高齢者が主に作業をしているのかと疑問を持ちました。また、作業後に体についた泥を洗い流す為の蛇口が田んぼ付近に存在しないという点に、豊根村の人達は困難ではないのか、自然環境を守っている為なのかと様々な疑問を持ちました。








午後の茶臼山高原の見学はあいにくの雨と霧の天候のため、花自体も五分咲き程度で一面に広がる芝桜を見る事は出来ませんでしたが、毎年多くの人が目当てにするのが分かる景色でした。そういった観光資源の活かし方を参考にできればと思います。








その後、今回の課題となる愛知県茶臼山野外ロッジの跡地を見学しました。私たちが想像していた以上に緑が多く、広大な土地でした。周辺の池も広かったですがそれ以上に陸地の面積が広くて驚きました。また、霧の影響なのか土が柔らかく樹木や空気など全体的に湿り気があり、この跡地は周辺の池の影響を強く受けているのかもしれないと思いました。陸地の面積が広くても池やその周辺に生息する生態系の事も考えて課題に取り組むべきだと思いました。







これから課題解決に向けた話し合いをしていきますが、今回体験した現地の緑の豊かさと、実際に成功している活用例を手本にしたいと考えています。豊根村役場の皆さんが、私たちに任せて良かったと思うような案を出せるよう、チーム全員で協力していきたいです。
(文学部 1年 保谷優仁)

今回実際に豊根村に訪れて、豊根村がどのような場所なのかを様々な体験を通じて学ぶ事が出来ました。今回の経験を活かして、人口が少なく交通手段も少ない茶臼山で自然環境を守りつつ跡地を発展させる方法を考えていきたいです。

(地域政策学部 1年 榊原華音)



愛知大学キャリア支援センターでは、2019年度より「低年次キャリアデザインプログラム~CAREER FIELD~」と題して、1・2年生を対象とした産官学が協働したプログラムを開発しています。
就職をゴールとしない形で、学生の社会人基礎力の養成や、望ましい就業観の醸成を目的として、現場(FIELD)理解に貢献する実践的な学びを創出し、低年次学生が将来のキャリアビジョンを描くことを支援するプログラムを展開しております。
各種プログラムについて、実際に参加した低年次学生からの視点で実施報告をしておりますので、下記URLよりご確認ください。

http://www.aichi-u.ac.jp/recruit/career-center/career-field