文字サイズ

若狭小浜で食文化アップデート大作戦

若狭小浜でアップデート大作戦

福井県小浜市で実施する地域創生型プログラム。本プログラムでは、1泊2日の現地実習もあり、養殖場の見学、食品事業者への取材や歴史探訪を予定しています。小浜の歩んできた歴史を辿り、食に関わる働きをされている方々へのインタビューや意見交換を通じ、小浜の持つ食の可能性を体感し、新しい食の楽しみ方を提案していきます。

若狭小浜で食文化アップデート大作戦

【若狭小浜で食文化アップデート大作戦】現地実習(1日目)行いました‼

2023年6月3日に『若狭小浜で食文化アップデート大作戦』の現地実習1日目を行いました。

今回は一泊二日の現地実習で、私たちは福井県の小浜市を訪問しました。

この日は豊富な海の幸が集まる小浜市の食を学ぶため、小浜海産物様と田烏水産様を視察・取材させていただきました。

小浜海産物様では、明治時代から続く若狭小浜小鯛ささ漬の製作現場を実際に見ながら、説明を聞きました。「真味是淡」という精神のもと、伝承の味を守り続けながら一つ一つ手作業で作っていました。しかし、古い伝統だけを残していくのではなく、若い世代や、海外の方にも知ってもらうため、時代に合わせた新ブランドを起ち上げ、私たちが買いやすい商品やレシピを生み出していました。私たちも少しですが、一緒になってどうしたら多くの方に食べてもらえるのか考えていきました。また、ひらめの陸上養殖を見学しに行きました。海の中での養殖ではなく、地上での養殖で大変驚きました。ここでは、職員の方々の熱意をとても感じることができました。

田烏水産様では、まず船に乗せてもらい、よっぱらいサバに餌やりをしました。そして、よっぱらいサバについてたくさんお話を聞くことができました。昔はサバというと安い魚とされていましたが、今では、捕るのが難しくなっているそうです。私たちはこの漁業という産業と、このきれいな海を守っていかなければならないなと強く思いました。とても貴重な体験ができました。

現地実習を通して、改めて小浜の食の古き文化と新たに進化した食について知り、もっと多くの方に知ってもらいたいと思いました。小浜の食文化を少しでもアップデートできる案を考えていきたいと思います。

(文学部 2年 子林遥奈)

初日①

初日②

初日③

初日④

愛知大学キャリア支援センターでは、2019年度より「低年次キャリアデザインプログラム~CAREER FIELD~」と題して、1・2年生を対象とした産官学が協働したプログラムを開発しています。
就職をゴールとしない形で、学生の社会人基礎力の養成や、望ましい就業観の醸成を目的として、現場(FIELD)理解に貢献する実践的な学びを創出し、低年次学生が将来のキャリアビジョンを描くことを支援するプログラムを展開しております。
各種プログラムについて、実際に参加した低年次学生からの視点で実施報告をしておりますので、下記URLよりご確認ください。

http://www.aichi-u.ac.jp/recruit/career-center/career-field