2026年度入学式・告辞
告辞
(2026年度入学式)
新入生の皆さん、ご入学、誠におめでとうございます。
本日ここに、希望と志を胸に本学の門をくぐられた皆さんを、大学を代表して心より歓迎いたします。また、今日まで皆さんを支え、励ましてこられたご家族ならびに関係者の皆様にも、心よりお祝いを申し上げます。
大学は、人類が長い歴史の中で築き上げてきた知の営みを受け継ぎ、それをさらに発展させていく場です。皆さんはこれから、その知の共同体の一員として、新しい学びの世界へと歩みを進めることになります・・・。
と、ここまでの言葉は、実は、AIに作らせたものです。大変に立派な文章が、まだまだ続きますが、このあたりにしておきましょう。「学長」の言葉らしく、聞こえたでしょうか。
AIがここまでの文章を作ることができるのは、多くの大学が学長の言葉を公開しており、それをデータとしてAIが学習しているためです。入学式などの場で語る内容には、ほぼ「形」があり、AIにしてみれば、とても真似しやすいのではないかと思います。
しかし、最初に読み上げたAIの文章、皆さん、どれだけ刺さりましたか? 私はとても物足りなく感じます。「形」は真似できても、肝心の「心」が入っていないためです。私は、ここにいる新入生の皆さんに、とても期待しています。だからこそ、私は、私の言葉で、皆さんに語りたい。
皆さんには、AIに使われる側ではなく、AIを使う側になってもらいたいのです。そのためには、学ばなければなりません。学ぶのでしたら、大学ほど、格好の場所はありません。
本学は、愛知県で最初に設立された、最も古い私立大学です。本年、80周年を迎えます。さらにいえば、前身といえる東亜同文書院の開学から数えれば125周年になります。この長い長い歴史の中で、本学には、学問の「知」が、たっぷりと積み重なっています。
さぁ、学びましょう! 未来のために。
これから、皆さんがキャンパスで成長していく姿を楽しみにしています。
2026年4月3、4日
愛知大学学長 広瀬裕樹
愛知大学学長 広瀬裕樹

