文字サイズ

売木村お土産開発プロジェクト

売木村お土産開発プロジェクト

長野県売木村で実施する地域特産品開発プロジェクトとなります。
学生間でチームを組み、売木村で採れる産地の食材を中心に据えて、新たなお土産品を開発します。
売木村の行政職員の方によるお話しから売木村に関する理解を深め、売木村に移住したパン職人のフランス人パティシエとともに新たなお土産品をチームで協力して考え提案します。
最優秀に選ばれた新商品は、11月に開催される村の大きなフェスティバル「秋色感謝祭」において試作品として提供(販売)することを目標にして取り組みます。
さらに本プログラムの延長として、フランス人パティシエとともに、授業の支障のない範囲内において、実際に村で販売するための調整を行います。

売木村お土産開発プロジェクト

【売木村お土産開発プロジェクト】現地で秋色感謝祭に参加しました!

最後の活動として無事に秋色感謝祭本番を迎えることができました。
売木村に移住したパン職人のフィリップさんに考えたレシピのパンを商品化していただき、袋詰めから陳列までの準備、販売を行いました。
考えてきたものが形となってお客さんの手に直接届けることができ、とても感動しました。
どのチームのパンも多くの方に手に取っていただき、あっという間に完売することが出来ました。
私たちが直接話しながら売木村の特産品を伝えることで村の魅力のアピールができたと思います。
また、それぞれのグループで事前に作成したポップに多くの方が目に止めてくださり、会話とポップの両方で良さを受け取っていただけたのではないかと感じました。

そして、パンの販売以外でも秋色感謝祭を楽しませていただきました。
投げ餅や観光大使の方のミニライブ、ジャンボ五平餅に参加させていただきました。
たくさんの地元の方とお話しさせていただき、売木村の温かさに触れました。

売木村の魅力を伝えられるレシピにすることがとても難しかったのですが、道の駅への訪問、村長さんや役場の方と話をする中で私たちなりに売木村のいい所を見つけられました。
他にも、この活動に参加しなければ出会えなかった仲間にも出会うことができ、お互いに新しい考え方やアイデアを学ぶことができたと思います。
活動の中で得た経験、学び、仲間は私たちの大切な財産になりました。
これからグランプリを受賞したパンは商品化され、お土産品も来年度のメンバーに引き継がれて商品化をめざしていきます。
今回の活動を来年、その先へと繋いでいけたらとても嬉しいです。

最後になりますが、このプロジェクトに協力してくださった村長さんを初めに、フィリップさん、役場の方々、地元の方々、貴重な経験をさせていただき本当にありがとうございました。
ここでの経験をそれぞれの将来に活かしていきたいと思います。

(国際コミュニケーション学部   2年 馬場 心晴)




準備

パン販売

集合写真

愛知大学キャリア支援センターでは、2019年度より「低年次キャリアデザインプログラム~CAREER FIELD~」と題して、1・2年生を対象とした産官学が協働したプログラムを開発しています。
就職をゴールとしない形で、学生の社会人基礎力の養成や、望ましい就業観の醸成を目的として、現場(FIELD)理解に貢献する実践的な学びを創出し、低年次学生が将来のキャリアビジョンを描くことを支援するプログラムを展開しております。
各種プログラムについて、実際に参加した低年次学生からの視点で実施報告をしておりますので、下記URLよりご確認ください。

http://www.aichi-u.ac.jp/recruit/career-center/career-field