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ビジネススキルアップラボ

豊根村いただきファーム

本プログラムでは、豊根村をフィールドとし、自治体とプロモーション企業と連携して「農」をテーマに地域創生を考えるプログラムとなります。具体的には、「田んぼオーナー」せいどを活用し、現地での活動において地域住民・行政・留学生との交流を図る中で、地域が抱える課題・異文化理解・SDGsについて理解を深めます。また、田んぼオーナーとして田植えから収穫までの活動を行い、収穫米の活用方法をプロモーション企業とともに考え、最終成果発表会で豊根村に向けて発信する地域創生体験型プログラムとなります。

豊根村いただきファーム

【豊根村いただきファーム】草取り&豊根村様からのご講演をいただきました!

豊根村いただきファーム2回目の現地実習となった今回、午前中には現地の方々と田んぼの草取りを行いました。
先日の台風の影響もあり、稲が無事に成長しているか不安がありました。
しかし、田植えを行った一ヶ月前と比べると確実に稲が成長していることに喜びを感じるとともに、稲の成長力に大変驚きました。

草取りには、土をほぐし返して空気を入れることで稲の成長をうながす役割があるようです。
八反取りという道具を使って草を刈り、細かいところは手作業で丁寧に草を取りました。
体力が必要な作業でしたが、米作りの大変さや自分たちで育てることのやりがいを感じることができました。
次回の収穫がとても楽しみです。

そして、午後には豊根村村役場で働く職員の方から豊根村の課題についてご講演をいただきました。
その後、グループに分かれて「遠路はるばる“豊根村”に何度も行ってもいいと思ってくれる関係人口を作る方法」についてグループディスカッションを行いました。
「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない地域や地域の人々と多様に関わる人のことを指します。
豊根村の良さを活かしていくにはどうしたら良いか考え、様々な意見を出し合いました。
その中で、豊根村の知名度の向上を目指すために、どのように情報を発信するかが重要だと考えました。
短い時間でしたが、大変有意義な議論ができたと思います。

最後に、グループごとにこれからの方針について発表しました。
みんなが豊根村の問題について熱意を持って取り組もうという気持ちがあるからこそ、多くの学びを得ることに繋がっていると感じます。
今回の方針をもとに発表に向けてさらにグループでの考えを深めていきたいです。

日本には現在、豊根村のように少子高齢化による人口の減少が進む町村が多く存在します。
これを機に、広い視野で地域創生について考え、これからの活動に繋げていきたいです。
このような貴重な体験ができることを、豊根村の方々を始めとする多くのご協力に感謝してプログラムの活動を最後まで駆け抜けたいと思います。

(法学部 1年 伊藤優月)

草取り①

草取り②

草取り③

草取り④

愛知大学キャリア支援センターでは、2019年度より「低年次キャリアデザインプログラム~CAREER FIELD~」と題して、1・2年生を対象とした産官学が協働したプログラムを開発しています。
就職をゴールとしない形で、学生の社会人基礎力の養成や、望ましい就業観の醸成を目的として、現場(FIELD)理解に貢献する実践的な学びを創出し、低年次学生が将来のキャリアビジョンを描くことを支援するプログラムを展開しております。
各種プログラムについて、実際に参加した低年次学生からの視点で実施報告をしておりますので、下記URLよりご確認ください。

http://www.aichi-u.ac.jp/recruit/career-center/career-field