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豊橋鉄道業務体験プログラム

豊橋鉄道業務体験プログラム

本プログラムは2部構成のインターンシップとなり、前半の部は豊橋鉄道の会社説明会から始まり、鉄道業務のリアルを体感しつつ、春の一大イベントである「菜の花まつり」のスタッフ業務も経験します。また、後半の部は前半のインターンシップを通した学びについてグループワークを通じて浸透させる中で内容を深化させ、最終的な成果発表を実施します。現場体験から最終の成果発表まで春休みの期間をふんだんに活用し、自身の将来について現場の社会人や仲間とともに考えることのできる短期体感型インターンシップとなります。

豊橋鉄道業務体験プログラム

最終成果発表会を実施しました!

プログラム最終日となる3/7(月)は、午前は成果発表に向け練習や最終調整を、午後は発表本番という日程で活動しました。

私たちのチームでは、パワーポイントの資料が9割方出来上がった状態からスタートしました。
限られた時間内でもより良いものに仕上げようと、スライドの順番を変えたり、配色・デザインを変えたりなど、見てもらう方々に分かりやすい構成にするために何度も調整しました。

午後からは、豊橋鉄道の方々をお招きし、成果発表をしました。
両チームともとても緊張した状態で始まりましたが、企画やスライド資料に感心していただけた様子で、無事に発表を終えることができました。
お褒めの言葉をいただけたほか、「企画を実行することは考案することよりも何倍も難しいということを覚えておいて、今後に生かしてほしい」という趣旨のアドバイスもいただきました。

私が今回のプログラムで一番印象に残っているものは、グループワーク・成果発表です。
業務体験では、私は駅員体験をしましたが、普通では経験できないリアルな鉄道業務を体験でき、とても貴重なものでした。
しかし、そこで学んだことなどをグループで持ち寄り、意見を出し合い、みんなで1つのものを作り上げたということにやりがいを感じ、印象に残りました。
1週間という短い期間で企画考案から発表まで完遂できたのは、グループの協力があったからだと思います。
また、パワーポイントの技術や企画に対する意見・課題など、自分が知らなかったもの、また思いつかなかったものを、グループのメンバーから学ぶことができました。

今回のプログラムで得られた様々な知識を、今後の学生生活や就職活動、さらには社会に出てからも生かしたいと思います。

(経営学部 2年 森本琉斗)


私たちは2週間のインターンシップでの学びや体験をもとに、「とよてつ100周年100日企画」を提案しました。

インターンシップ2日目に企画課長から、「イベントは人を集めることが目的ではなく、今後利用してもらう、リピートをしてもらうためのきっかけ作りの場」であるというお話を伺いました。
また、豊橋鉄道はSDGs達成を目指していることも企画を考えていく中で学びました。
そこで、私たちは豊橋鉄道の100周年企画は100年の感謝を伝えるだけの企画ではなく、豊橋鉄道のこれからの利用者となる子供たちが豊橋鉄道を利用するきっかけとなる企画にすることを目指しました。
その結果、企画発表会では豊橋鉄道の方々から、子供目線の企画やSDGsを絡めた企画の提案に大変興味を持っていただくことができました。

このように、当事者である企業の方から直接フィードバックをいただけるのはこのインターンシップの大きな魅力であると感じました。
また、説得力のある企画は、実際の現場で実際の声を聞かなければ決して生み出すことができないと言うことも学びました。

今回の企画提案は、グループワーク初日から成果発表まで約1週間というとても短期間の中で行いました。
そのため役割分担というものがいかに重要であるかを実感しました。
私たちのチームは、多くの案をまとめるリーダーをはじめ、パワーポイントの統括、挿入図の作成などそれぞれがしっかりと責任を持った活動をして、成果発表ではまとまった提案をすることができました。
インターンシップ3日目に見学させていただいた豊橋鉄道の会議でも全体の意見をまとめる司会をはじめ、それぞれの部署が今後の運営や企画案について責任を持った発言をしていることが印象的でした。

合計5日間のインターンシップを通して最も感じたことは、役割分担の重要さです。
役割分担をせず、全員でなんとなく進めていくといつまで経っても前進することができません。
また、一人一人の責任感が薄くなり、成果も中途半端なものになってしまいます。
それぞれがそれぞれの役割に責任を持ちしっかりとした準備をすることで初めてグループでの充実した活動につながるのだと思います。
ここで学んだことを忘れることなく、今後の大学での活動、就活、仕事での活動が有意義なものとなるようにしていきたいです。

(地域政策学部 2年 村井岳人)

社長あいさつ

最終プレゼン

全体写真

愛知大学キャリア支援センターでは、2019年度より「低年次キャリアデザインプログラム~CAREER FIELD~」と題して、1・2年生を対象とした産官学が協働したプログラムを開発しています。
就職をゴールとしない形で、学生の社会人基礎力の養成や、望ましい就業観の醸成を目的として、現場(FIELD)理解に貢献する実践的な学びを創出し、低年次学生が将来のキャリアビジョンを描くことを支援するプログラムを展開しております。
各種プログラムについて、実際に参加した低年次学生からの視点で実施報告をしておりますので、下記URLよりご確認ください。

http://www.aichi-u.ac.jp/recruit/career-center/career-field