文字サイズ

八百彦弁当掛け紙プロジェクト!

八百彦弁当掛け紙プロジェクト

名古屋老舗のお弁当屋(八百彦)さんのお弁当容器に掛けるオリジナル掛け紙の制作になります。学生間でチームを組み、「愛知大学」をテーマにイラスト等を用いて掛け紙を制作します。

八百彦弁当掛け紙プロジェクト

【八百彦弁当掛け紙プロジェクト】秋季父母教育懇談会で掛け紙作品のプレゼン発表を実施しました!

2024年11月9日(土)、名古屋校舎グローバルコンベンションホールにて八百彦弁当掛け紙プロジェクト最終回が実施されました。

いよいよ父母教育懇親会の発表当日ということで、今までの研修の集大成をお見せする日となりました。
各グループが緊張した面持ちで、何日もかけて作った資料をもとに自分たちのデザインのコンセプトやこだわりを父母の皆様にプレゼンしました。
発表を終えた後は自分たちの掛け紙が巻かれたお弁当を懇親会に参加された方々にお配りしましましたが、その際に各グループが協力して、引換券を回収する人、お弁当を渡す人、袋詰めをする人など、声掛けをしたわけでもないのに自然と仕事を分担してスムーズな受け渡しをすることができました。
最終結果は、1位に選ばれた掛け紙と同率2位の掛け紙の差はわずか15個で、どのデザインが選ばれても不思議ではないほど接戦でした。

この研修は、八百彦様、百貨店ご担当者様、デザイナー様にたくさんのお話、アドバイスをしていただけたおかげで実現したものであったと感じました。
特に、Adobe Illustrator(画像編集アプリ)を使用することが初めてだったので、掛け紙のデザイン制作に苦戦することもありましたが、デザイナーの皆様が丁寧に使い方を教えてくださったり、質問に答えてくださったりしたので、どのグループも自分たちの納得のいく仕上がりにすることができました。

そして、企画・開発をするにあたり、制作過程を楽しむこととコミュニケーションをとることの大切さを学ぶことができました。
制作をしていくなかで、行き詰まりを感じたときにはアイデアが浮かばなかったり、筆が乗らないことがありました。ですが、その状況さえも楽しいと思うことにしたら、どんどん新しいアイデアが思い浮かび、自然と意見の共有、デザイン制作が活発化していきました。
また、他のメンバーのアイデアがいいと思ったり、互いのアイデアを集約して新たなものに昇華したりと、自分だけでは気づくことができなかった視点がいくつもあり、互いが納得するまでとことん議論し、どうしたら手に取ってもらえるか考えることが楽しくて仕方がありませんでした。
改めて、マーケティングの難しさ、楽しさ、そしてこの学問が持つ求心力の大きさを実感しました。この八百彦掛け紙プロジェクトを通して得た知見、経験を、今後の学生生活で遺憾なく発揮することができるよう、これからも全力で学び、楽しみたいと思います。

(経営学部 経営学科 2年 古田ひなせ)

1

2

3

4

5

愛知大学キャリア支援センターでは、2019年度より「低年次キャリアデザインプログラム~CAREER FIELD~」と題して、1・2年生を対象とした産官学が協働したプログラムを開発しています。
就職をゴールとしない形で、学生の社会人基礎力の養成や、望ましい就業観の醸成を目的として、現場(FIELD)理解に貢献する実践的な学びを創出し、低年次学生が将来のキャリアビジョンを描くことを支援するプログラムを展開しております。
各種プログラムについて、実際に参加した低年次学生からの視点で実施報告をしておりますので、下記URLよりご確認ください。

http://www.aichi-u.ac.jp/recruit/career-center/career-field