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国際教養学科

多様性を理解し尊重する感性が、異文化コミュニケーションを豊かにする。

世界各地に同じ商品やサービスが流通する今、文化もまた均質化していくのでしょうか。各国の文化はその土地の歴史や地理・気候などの条件下で長い年月をかけて培われてきたものであり、その独自性が消えることはありません。これからのコミュニケーションで求められているのは、異文化を理解する豊かな感性と深い教養。本学科では伝統文化から現代文化まで、世界の国や地域の文化を理解し、国際社会でのコミュニケーションを豊かにする教養を身につけます。また、さまざまな文化を理解する過程で、日本の文化や言語の本質を客観的に見つめ直します。

特色ある科目・プログラム

香港エクスプレス航空との共同プロジェクトを展開

優勝賞品は香港での宿泊研修!

2018年10月、学部開設20周年記念事業「香港エクスプレス航空共同プロジェクト 名古屋⇔香港、直行便に関するソーシャルメディアマーケティング戦略の企画公募」の本選を開催しました。予選を通過した7チームが2カ月にわたる調査と企画の成果を披露。最優秀賞には国際教養学科3年のチームによる「SNSを使ったミッションの旅~インフルエンサーの効果~」が選ばれました。副賞として、香港Lan Kwai Fong Hotelに宿泊しながら体験する香港エクスプレス航空香港本社でのインターンシップに参加します。

2年次に選択する3つのコースと3つの専門理論研究領野

地域・フィールドによる3つのコース

アメリカ研究コース

アメリカ地域を深く研究するとともに、異文化理解に基づく国際コミュニケーション能力を養い、国際的な場に適応できる力を養成するコースです。
日本・アジア研究コース

日本およびアジアの言語・文化に対する深い理解を基礎とし、さらに欧米についての知見も兼ね備えた、国際的な視野を持った人物を育成するコースです。
ヨーロッパ研究コース

世界を理解する上で不可欠なヨーロッパ地域への理解を深め、ヨーロッパにとどまらない広い地域との交流に貢献できる人物の養成を目標とするコースです。

3つの専門理論研究領野

グローバルスタディーズ

国際社会の枠組みを理解し、どのようなビジネス分野に進んでも常にグローバルな視野の中に自分を位置づけて活動できる人物を育成します。
カルチュラルスタディーズ

多様な文化を理解できる広い視野と、異文化理解に基づいた深い国際コミュニケーション能力を備えて、国際的な場で活躍できる力を養成します。
国際観光学(異文化理解)

グローバルな観光事業・産業に携わりたい人を対象として、文化間交流や国際親善、さらにはこれらを通じた地域振興の促進に寄与できる力を養います。

学生の研究

樋野ゼミ

グローバル化する食品の流通は、安全性を確保できるのか?
担当教員:国際教養学科 教授 樋野 芳雄


●私の研究テーマ
「食の安全性確保―複雑化する食事情とグローバル化の中で」

 食の流通のグローバル化によって、スーパーに世界各地の多様な食品が並ぶ一方、BSE感染の拡大を発端とする牛肉の輸入制限など食の問題も世界規模で広がるようになりました。また外食や中食の需要が高まり、物流の形態も変わりつつあります。そこで食の安全性確保に関わる諸問題を検証し、現代の食品流通に必要な安全管理体制のあるべき姿を論じました。たとえば流通のグローバル化は、長距離輸送による品質悪化を防ぐための防カビ剤や保存料など、添加物使用の増加をもたらしています。また安全性を保証するための賞味期限の設定は、食品ロスという新たな問題を引き起こしています。検証を行う中で判明したのは、これらの問題が私たちの食に対する多様なニーズに応える過程で起きており、根本的に変えることは容易ではないということです。国やメーカーだけでなく、消費者自身が食の安全を長期的な視点で考えることが重要という結論に至りました。

●私の研究活動
グローバルな視点で環境問題や持続可能な社会を考える。

 1・2年次は国際政治学や宗教学などを中心に学びました。宗教が生活や文化に影響し国民性を形成する過程など、どれも興味深くレポートの作成にも力が入りました。異文化を学ぶ中で湧き上がったのが「日本の外側だけでなく、内側も見てみたい」という気持ちです。そこで3年次は環境問題や持続可能な社会を研究する樋野ゼミに所属しました。地球生態学の文献講読や、朝市での生産農家へのインタビューなど、科学的観点から環境や社会を考え国内の諸問題を研究する活動を通して、物事を多角的に見る力が身につきました。卒業研究では過去に起きた食品事故、輸入食品における農薬の危険性、食品ロスの問題や低温ロジスティクスの発展と課題など、現代の食の諸問題を先行研究や文献から検証し、現代の食生活や食品流通のあり方を深く考える機会となりました。

演習・卒業論文テーマ

取得を支援する資格

※1 佛教大学への学費が別途必要です。
※2 豊橋キャンパスにて開講。