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あらゆる分野で求められる法的視点と思考力を養う。

今日の社会では、あらゆる問題を解決する判断基準として法律の重要度は増しています。司法・行政の分野だけではなく一般企業でも法的な視点と論理的な思考力を持った人材が求められています。中部地区で最も長い伝統を有する愛知大学法学部では、法の原理から現代社会に起こる具体的な問題の解決まで、幅広い知識を身につけることができます。本学部では以下のような3つの履修モデルを設定して多様な学生の学習意欲に応えるとともに、生きた法律を学ぶ実践的な科目を多数開講しています。

現実社会を意識した学びで論理的思考力を養い、人生の道しるべとなる力を。

法は一部の法曹関係者のものではなく、私たちの暮らしに密接に関係するものです。一般市民が刑事裁判に携わる裁判員制度をはじめ、スマートフォンでの何気ないダウンロードにおける著作権・肖像権侵害の危険性など、社会の多様化に伴って法はより複雑に日常生活の中に入り込んでいます。もちろんそこに確かな法知識は必要ですが、重要なことは論理的な思考力。たとえば裁判では、条文をどう解釈し、自らの主張を論理的に構成できるかで判決の行方が決まります。そもそも、条文のみでものごとの判断が可能であれば、多くの人の知恵や活動によって支えられる裁判自体が不要なのです。本学部では学生の志望に合わせ司法・行政・企業の3つのコースを用意し、“考える力”を養うための実践的な学びを展開しています。法が実際どのように運用されるかを体感的に学ぶ「模擬裁判」もその一つです。ほかにも、将来の活躍のフィールドを見据え、実務を意識した教育にも注力しています。専門的な知識を身につけながら、法を運用する上で不可欠な人権感覚や正義感を養い、高い論理的思考力を養成するのが本学部のねらいです。また判決書や各種契約書など、法学では正確かつ論理的な記述を求められるため、ここで培われる文章能力は社会人となってからのビジネス文書作成にも役立つでしょう。多様化・複雑化する社会を生き抜く道しるべとしての法知識とリーガルマインドを基盤として、法曹・公務員・教員・民間企業といった幅広いフィールドで活躍できる人材を育てたいと考えています。

トピックス

模擬裁判で学ぶこと。

実践的に専門知識を身につける「法律学特殊講義6・7」。
市民参加型の法廷シミュレーション、裁判員模擬裁判。そこで扱われる事件の内容や公判廷でのやりとりは、学生が主体となって決定します。学生は、実際の裁判をできるだけ忠実に再現できるよう、裁判例や専門書などを詳細に調べ上げて検討していきます。その過程で、刑法や刑事訴訟法などに関する知識や運用のあり方を、より確実に修得することができます。また、運営や広報活動なども学生が主体となって行います。これらの活動を通して学生たちは、専門知識のみならず、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力など、社会で必要となる能力も身につけていくことになります。

法律・条例による行政へのアプローチ。

地方行政の第一線における法の実現のあり方を知る「政治学特殊講義3」。
国や地方公共団体の行政は法律や条例に基づいて行われます。国民や市民の権利利益を保護し、公共の福祉を実現するために、法学部を卒業した公務員の果たすべき役割は極めて重要です。この科目は、愛知県の主要行政領域において指導的立場にある県職員の方々を講師としてお招きし、県の多様な行政活動を規律する「行政法」の視点から、その基本となる法律・条例および計画がどのように形成され、いかなる法的仕組みを活用して各種の政策や施策が展開されているかをご紹介いただき、「法令による行政の現実の姿」を受講者が知ることによって、公務員キャリア形成のための重要な指針や有益な行政実務的知見を得ることをめざします。

海外で法学を学ぶ。

「ハワイ大学ロースクールスタディツアー」に学生を派遣。
愛知大学法学部はハワイ大学ロースクールと国際交流プログラムに関する協定を結び、春季休暇期間中にハワイ大学ロースクールで開催される2週間の短期プログラムに学生を派遣しています。ハワイ大学ロースクール教授陣によるアメリカ法の講義や、ハワイ州の裁判所・州庁舎・刑務所・法律事務所を訪問するフィールドトリップなどの多彩な内容のプログラムにより、英語で法学を学び、将来英語で法律関係の仕事をする際に必要となるスキルの修得をめざします。

4年間の流れ

法学を体系的に修得します。知識はもちろん、筋道を立てて論理的に考える力、物事を多角的に捉えて公正さを見出すリーガルマインドを身につけます。
希望の進路や関心に合わせ「司法」「行政」「企業」に対応した3つの履修モデルから選択できます。専門知識を積み上げ、政治・法学の幅広い分野を深く修得していきます。
少人数で行われる専門演習(ゼミナール)で応用力を養います。テーマに沿って自ら調べ発表することで、問題解決力や情報収集力、コミュニケーション能力を修得します。また模擬裁判では学生自らが企画・運営し主体性・自主性を養います。

体系的・実践的な能力を養う3つの履修モデル

履修モデル1
裁判官・弁護士・検察官などをめざす
法律専門職の養成を目標に、憲法・行政法・民法・刑法・商法といった法学専門科目を重点的に学びます。法律や人間社会への深い洞察力といった、社会正義の実現をめざす人に欠かせない資質を養う科目群を開講しています。法科大学院への進学に向けた、特別な講義も用意しています。そのほか、司法書士・行政書士などの資格取得にも力を入れています。
履修モデル2
法律を社会に活かす公務員をめざす
法律を運用し、政策を考え、社会を動かす仕事の担い手として、公務員が大きな役割を果たしています。そこで、公務員をめざす人に役立つカリキュラムを組み、法の専門知識と並んで社会の基本的な仕組みをしっかりと理解することに力を注ぎます。憲法・行政法・民法・刑法・政治学・行政学など、公務員採用試験の主要科目を確実に学習するのはもちろんのこと、実際に公務員として活躍するためにふさわしい資質や見識を養うための特別な授業も用意しています。
履修モデル3
法的思考力に優れた企業人をめざす
ビジネスの現場で役立つ法知識を学び、法的思考力を養います。憲法・刑法などの基本をおさえた上で、民法・商法などビジネスに直結する分野を学ぶと同時に、幅広い教養を身につけられるよう、多様な科目を受講できます。また、専門演習ではプレゼンテーションやディベートなど、企業人に求められる能力を養うこともできます。

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セミナーレポート
ゼミの様子をご紹介します。