桑名市において加藤洋平ゼミ(法学部)による政策提案発表会(第4回目)を開催
本学と三重県桑名市は、2023年8月に連携・協力に関する協定を締結して以来、毎年、『地方自治と政策』の研究者である法学部加藤洋平准教授のゼミ所属の3年生・4年生による、政策提案連携事業を実施してきています。今年度は第4回目で、24人の学生が参加しました。
今年度は、桑名市からの指定課題はなしとし、学生に対しテーマに縛られずに若者のツールを行政に活かす提案が求められました。学生らは、今年4月のキックオフミーティング、6月のWSで議論を深め、調査・研究、考察を重ね、8月24日に桑名市役所において、伊藤徳宇市長および広瀬裕樹本学学長の面前で、成果発表に臨みました。今回は、桑名市役所職員だけでなく、市民や市内企業・団体、さらには三重県の関係者も聴講に駆け付けました。
学生は、『女性のウェルビーイングに関する政策』『外国人に関する政策』『桑名駅前賑わい創出』『若者の孤独・孤立に関する取組み』の4グループに分かれ、市の置かれている各分野の現状や課題を明らかにするとともに、解決に向けた政策案を提示しました。
『女性のウェルビーイングに関する政策』グループからは、「しんどいときにしんどいと言える社会」を目指し、中学生男女を対象に「例え話でつながるからだの授業」を実施し、女性特有の生理の辛さを男性にも例え話を使って想像・理解してもらい、若いうちから、生理を恥ずかしい話ではなくオープンに出来る話にする環境づくりを進める提案がなされました。
『外国人に関する政策』グループからは、桑名市民の20人に1人が外国籍である中、日本人との交流機会が少ない現状が紹介され、ルールが世界共通であるサッカーと、多文化共生のきっかけとなりやすい食に着眼して、日本人も外国人も国籍関係なく「一桑名人」として関わることのできる「ONE KUWANAスポーツと食でつながる交流フェス」の提案がなされました。
『桑名駅前賑わい創出』グループからは、「若者の挑戦を可視化することで賑わいをつくる」をキーワードに、駅前を、消費する場所ではなく、若者が展示、販売、ステージ等新たな挑戦をしそれらが見える場所にチェンジさせる提案がなされ、具体的には駅を国内唯一無二のガチャガチャロードとする等の面白い提案もなされました。スモールスタートが強調されました。
最後に、『若者の孤独・孤立に関する取組み』グループからは、若者が緩くつながることのできる場所を求めているという気づきから、相互交流を強制せず緩いつながりを継続でき、それでいて互いの何かしらの成果物を共有し承認し合って自己肯定感向上につながるような、セルフカフェ構想が提案されました。
市長からは、高齢者や子どもに対する施策はあっても、若者に向けた施策が後手に回りがちである中、若者の市内定着を目指して市がやらねばならないことは沢山あり、その際、今回のような若者視点の提案はこの上なく有難い、今回の4つの提案もどれもすばらしく、実現可能なものから実現させるとともに、今後とも愛知大学学生との連携活動を進めたいとの強い意向が示されました。桑名市においては昨年、子ども政策において本学学生の提案を採り入れていただいたり、市役所休憩スペースのレイアウトに学生の声を採用いただくなど、積極的に学生の声を拾っていただいており、広瀬学長からは深い感謝が述べられました。
今後とも、桑名市と加藤洋平ゼミ学生との間の連携活動にご期待ください!

全体風景 グループ発表①

グループ発表② グループ発表③

グループ発表④ 学生全体




