西濃運輸のいいところ
西濃運輸では個人のワークスタイルに合った働き方が可能である。ドライバーの採用が昼間と夜間で分かれているため、昼間と夜間、両方の勤務をこなすということがない。
これは社員それぞれに合わせたワークスタイルで働くことができるということである。
また、西濃運輸は通常業務外の活動が活発である。
西濃運輸には、野球部と空手道部があり、特に野球部は毎年全国大会に出場し、過去には優勝経験もあるチームである。
そして、社員の中から有志を募り、応援団を設立したり、社員全員で試合会場まで観戦をしたりする取り組みが行われている。
また、入社一年目以上の社員を対象にASEANを中心とした国で一年間業務をこなすグローバルトレーニー制度もあり、社員自ら様々な活動に挑戦できる環境が整っている。
2024年問題
2024年問題とは、働き方改革関連法案によるトラックドライバーの時間外労働の管理が厳格化されることで、ドライバーの勤務時間が短くなり、荷物を届ける時間が長期化するといった問題のことである。
西濃運輸では当問題に事前に対策を講じていた。これまでトラックで輸送していた荷物を鉄道で配送するモーダルシフトや、同業界の企業と協業し共同配達を行ったりした。
その結果、西濃運輸では2024年問題を単に乗り越えるだけでなく、他企業と協力関係を築いた上に、2024年問題の影響を受けた中小企業から人材や仕事が舞い込み、逆に成長するチャンスとなった。
就活生へのメッセージ
今回お話を伺ったおふたりから就活生の皆様へメッセージを頂いたので紹介する。
学生のうちに手に入る社会の知識は少ないため、インターンに参加するなど、学生のうちから社会人としての経験を多く積むことが大切とのことだ。
また、インターン参加する際には、興味のある業界・企業に絞らず、出来るだけ広く話を聞きに行きことが重要だ。
これは、それまでに興味がなかった業界・企業に魅力が見つかるかもしれない上、実際に働く中で、聞いておいたが話が生きるかもしれないも知らないからだそうだ。
そして、就職先の企業を決める際には、人事の方の雰囲気、イメージ、知名度で決めずに、自分の目で企業の本質を見抜くことが大切だ。
有名な企業でも経営が傾いている場合があり、また、人事の方はもともと雰囲気のよい方が就職してもらうためにやさしく接しているので、人事の方が良かったからと言って現場の雰囲気も良いとは判断できない。
先輩社員との座談会など、実際の社員から直接話を聞くなどして、自分の目で確かめることが重要だ。