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英語学科

異なる文化の人と共に生きる時代、言語は心を開く鍵になる。

多文化共生時代の今、異なる国や地域の人々と交流し、理解を深める上で最も大きな力となるのが英語力です。英語学科では、「読む・聞く・書く・話す」力を段階的に伸ばし、総合的な英語運用能力を身につけることを第一にめざします。その上で英語圏の文化・社会・思想などについても英語を用いて理解を深め、世界の人々と対等にわたり合えるコミュニケーション能力の修得をめざしています。卒業生は、企業の海外事業部、航空会社、旅行会社、ホテル、官公庁や、東海地方の教員として活躍する他、国内外の大学院へも進学しています。

特色ある科目・プログラム

英語圏への留学を身近に

「1セメスター留学プログラム」を積極的に活用

春学期または秋学期の1セメスターを英語圏の大学で過ごし、英語を集中的に学ぶ「1セメスター留学プログラム」。海外短期語学セミナーよりも長く滞在してしっかりと学べる一方で、1年間の認定留学よりも手軽に参加できるメリットがあります。留学先は、カナダ、アメリカ、イギリス。ネイティブスピーカーから英語を学ぶだけではなく、世界各国から集まる留学生たちと交流してさまざまな文化や価値観に触れることもできます。留学先で修得した単位は、本学の卒業に必要な単位として認定しますので、4年間での卒業も可能です。

1セメスター認定留学プログラム体験者

英語だけの環境が自分を変えた。

約4カ月間の留学で英語力が身につくのか、最初は半信半疑でした。しかし今では “本気で勉強すれば、英語力は飛躍的にアップする”と断言できるほど、実りある留学となりました。留学初日にキャンパスで道に迷い、必死に英語で道を尋ねたことをきっかけに、英語を使う恥ずかしさや緊張感が消えました。ホームステイ先のファミリーの会話は、“Gotcha!(わかった!)”など教科書にはない表現も多く、日常で生きた英語を学ぶことができました。また、授業中に先生が繰り返す“You know what I mean?(私の言いたいことがわかる?)”というフレーズを自分のプレゼンテーションで活かすなど、ネイティブのフレーズを真似ることで自然な英語表現が身につきました。休暇中にフランス語圏のケベックを旅行し、第2外国語で学んだフランス語での会話を楽しんだこともよい思い出です。今後はビジネスで通用する英語力をめざすとともに、フランス語の修得にも力を入れていきます。

2年次から選択できる3つの専門分野

Language Studiesコース
英語自体に関心を持ち英語運用能力も高めたい


高度な英語運用能力を養い、言語文化に対する理解を深めて、国際社会で対等に語り合えるコミュニケーション能力を向上させます。「英語学概論」「英語の歴史」「Mass Media English」「English Grammar」「English Language and Culture」などを学びます。
Businessコース
グローバル企業や航空・旅行業界で活躍したい


企業の海外事業部門や国際流通部門、エアライン・旅行・ホテルなどでの活躍をめざし、高度な語学能力と国際理解力を養います。「Business Communication」「Tourism and Airline Industries」「Business Presentation Skills」「日英通訳法」などを学びます。
Educationコース
英語を学ぶ楽しさを伝える教員をめざす

外国語学習の基礎知識と具体的な教授法を学び、小・中・高および幼児教育に携わる英語教員をめざす人材を養成します。「Second Language Acquisition」「English Teaching Methods」「イギリス文学講読」「American History」などを学びます。

学生の研究

塚本ゼミ

英語のニュースサイトからスポーツ記事のメタファーを分析する。
担当教員:英語学科教授 塚本 倫久


●私の研究テーマ
「A Study of Sports Metaphors」

英語で書かれたニュース記事は、読者を惹きつけるためにさまざまなメタファー(隠喩)を使っています。そこでThe Japan TimesやThe Japan News、Asahi Weeklyなどの英語のニュースサイトからスポーツに関するメタファーを収集し、分析と考察を行いました。たとえば見出しに見られるメタファーの一例として“Date decides to hang up racket at age 46”という文章が挙げられます。プロテニスプレイヤーの伊達公子さんが46歳で引退を表明したことに関する記事ですが、“hang up”は「受話器を置く(電話を切る)」「していたことを終える」という意味があり、この一文で、彼女が「ラケットを置いた=テニスをやめた(引退した)」ことが印象的に伝わります。また特定のスポーツのみに使われる隠喩もあり、たとえば “win first legs(初戦に勝つ)”は、足を使って競技するサッカー特有の表現といえます。この研究を通して、メタファーは読者の視覚的イメージを広げる効果があり、メディアで積極的に活用されていることがわかりました。

●私の研究活動
イギリス英語やメタファーを通して、英語表現の豊かさを知る。

大学はネイティブの先生や海外経験をしてきたクラスメートが多い環境で、スピーキングやリスニング力を鍛えることができました。英語でのコミュニケーション力を高めるため、2年次にはイギリスの海外短期語学セミナーに参加しました。生のイギリス英語に触れ、アメリカ英語との違いを実感する中で興味を抱いたのが、英語表現の多様性です。そこで3年次は、イギリス英語に造詣が深く、現代英語を社会言語学的な観点から分析する塚本倫久先生のゼミに所属しました。卒業研究では英語のメタファーに着目し、スポーツ記事に焦点を当てて分析しました。ニュースサイトからメタファーを使った文章を探し出して辞書で調べ、自分の力で分析し、英語で論文を書き上げる作業は思いのほか大変でしたが、この研究を通して英語表現の豊かさと奥深さに触れることができました。

演習・卒業研究テーマ

取得を支援する資格

※1 佛教大学への学費が別途必要です。
※2 豊橋キャンパスにて開講。