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新着情報 - 地域連携

9/27の 「『ユニバーサルな街づくり』を実現する車いす街歩きイベント in 名古屋」に本学学生が参加

 9月7日付けでお知らせした通り、9月27日にあいおいニッセイ同和損害保険株式会社愛知支店が開催した、「『ユニバーサルな街づくり』を実現する車いす街歩きイベント in 名古屋」に、本学学生3人が参加しました。これは、参加者(社会人を中心に総勢100人以上)同士でチームになり、車いすに乗って実際に街中を巡り、街中のバリアフリー情報を車いすユーザー向けアプリ(WheeLog!)に登録・アップデートしたり、独自のマップや動画を作成するものです。特に、現在愛知県においては、アジア競技大会の真っ只中でありますが、続く10月18日~24日にアジアパラ競技大会が行われることとなっており、多くのパラアスリートや関係者が来訪されます。その方々に役立てていただけるよう、街中のバリアフリー情報の新規登録やアップデートが必要です。

 本学学生らはチームに分かれて、各チームで、車いすに乗る、車いすを押す、バリアフリー状況を写真撮影する、等の担当を決め、担当を交替しながら、あらかじめ指定されているエリアの街中に入っていきました。もちろん、周囲の方々にわかっていただけるよう、「調査中」の札を下げながら、です。街中を進むとともに、道中のトイレ、駐車場、エレベーター、スロープ等を、車いすユーザー視点で実際に体験、視察しました。実際に車いすに乗る側としては、「今まで経験したことのない視野(高さ)で驚いた」「スムーズに進まずガタガタ揺れるのが違和感がある」等の感想が共通して出されるとともに、車いすを押す側としては、「介助者に全てを託されている責任を感じた」「小さな段差があるため、バランスをとりながら進むのがとても難しい」といった感想が出ました。さらに一部のチームには、実際の車いすユーザーとベテランの介助者も同行くださり、何が最も大変か、介助のモチベーションは何か、等の貴重なお話をうかがうこともできました。

 全体のレビューの中では、
「特に駅などでは、バリアフリーが整備されていても、その後の動線に難があるため、結局移動に時間がかかる。」
「神社等の歴史的建造物におけるバリアフリーは難しい。(砂利道が多く、舗装道は一部だけ。砂利道のデコボコでの前進は非常に難儀。賽銭箱までの石段のバリアフリー整備はない。授与所も車いすユーザーが近づいて全体を見渡すのは困難。等)」
「点字ブロックは、車いすユーザーにとっては車いすの揺れで負荷がかかることがわかったので、避けて通ることのできるスペースの確保が必要。」
「偶然居合わせた周囲の方々のサポートや優しさが身に染みた。」
等の気づきが、続々と出てきました。

 結果として、1日だけで全体で203件の情報登録や情報アップデートがなされたことの報告がありました。

 イベントの冒頭で、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社の中沢愛知支店長から、「ユニバーサル、インクルーシブな街づくりの必要性を感じてほしい」との話がありましたが、学生にとっては、文字通りそれを体感する意義深い機会となりました。学生らは、10月15日に事後ワークショップで振り返りを行い、それぞれの今後の人生において、この体験で得た視点を活かしていきます。


会場の様子