日本赤十字社愛知県支部との連携により国際コミュニケーション学部高村教授が日本語指導研修を実施
2025年7月に、本学と日本赤十字社愛知県支部は、連携に関する包括協定を締結しました。連携活動の一環として、12月19日に高村めぐみ国際コミュニケーション学部教授が、知多市内の外国人児童生徒教育担当者(小・中学校や日本語教室の教職員等)22人を対象に、知多市立つつじが丘小学校において、「外国人児童生徒に対する日本語の指導方法」の研修を実施しました。
高村教授による知多市教職員を対象とした研修実施は、2024年7月の多文化共生教育研修に続き、2回目となります。
高村教授からはまず、国語と日本語の違いについて、外国人児童生徒が関わった「おむすびころりん」の具体例を用いて説明がなされ、参加者からは、予想外の展開に歓声が上がるとともに、外国人児童生徒にとっての日本語の難しさを再認識する機会となりました。
また、BICS(生活言語能力)とCALP(学習言語能力)について、その違いや習得年限、有効な習得方法や教員による有効な教育方法について、やはり複数の具体例に言及しながら丁寧に教示がなされました。そして、参加者に対しては、グループごとに共有した、外国人児童生徒の日本語に関わって授業・学校生活の中で起きた困った実体験が、BICSに関することなのか、それともCALPに関することなのかの考察を促すとともに、どのような対応が適切だったかを高村教授も交えて意見交換する、貴重な実践の場となりました。
参加者の方々からの実体験に基づく質問や意見は止まらず、講演後も高村教授と個別に話す参加者の方々もおられ、好評のうちに終了しました。
愛知大学は今後とも、日本赤十字社愛知県支部が県内で推進している多文化共生の実現に向けた諸事業に、連携して取り組んでまいります。

高村教授による講演① 高村教授による講演②

参加者の方々のグループワーク 参加者の方々との質疑応答・意見交換
高村教授による知多市教職員を対象とした研修実施は、2024年7月の多文化共生教育研修に続き、2回目となります。
高村教授からはまず、国語と日本語の違いについて、外国人児童生徒が関わった「おむすびころりん」の具体例を用いて説明がなされ、参加者からは、予想外の展開に歓声が上がるとともに、外国人児童生徒にとっての日本語の難しさを再認識する機会となりました。
また、BICS(生活言語能力)とCALP(学習言語能力)について、その違いや習得年限、有効な習得方法や教員による有効な教育方法について、やはり複数の具体例に言及しながら丁寧に教示がなされました。そして、参加者に対しては、グループごとに共有した、外国人児童生徒の日本語に関わって授業・学校生活の中で起きた困った実体験が、BICSに関することなのか、それともCALPに関することなのかの考察を促すとともに、どのような対応が適切だったかを高村教授も交えて意見交換する、貴重な実践の場となりました。
参加者の方々からの実体験に基づく質問や意見は止まらず、講演後も高村教授と個別に話す参加者の方々もおられ、好評のうちに終了しました。
愛知大学は今後とも、日本赤十字社愛知県支部が県内で推進している多文化共生の実現に向けた諸事業に、連携して取り組んでまいります。

高村教授による講演① 高村教授による講演②

参加者の方々のグループワーク 参加者の方々との質疑応答・意見交換




