日本赤十字社の多文化共生事業に関連して国際コミュニケーション学部高村教授が教育研修を実施
日本赤十字社愛知県支部からの依頼により、7月23日に、国際コミュニケーション学部の高村めぐみ教授が、知多市立つつじが丘小学校にて、同小学校および知多市内小中学校教職員等を対象とした、多文化共生に関する教育研修を実施しました。
日本赤十字社愛知県支部と知多市は、5月に地域活性化包括連携協定を締結しました。今般、その連携事業の一環として、日本赤十字社愛知県支部から本学に対し、知多市内小中学校で外国人児童生徒の在籍数が最も多いつつじが丘小学校の教職員を主な対象として、外国人児童生徒の受入れに関する留意点や心掛けについての研修を実施してほしい旨の依頼があり、高村教授が応じたものです。
当日、約50人の教職員等が集まる中、高村教授から、外国人児童生徒の事例を通じて、日本人教員・日本人児童生徒と、外国人児童生徒の間の、互いの想像を超えた認識や解釈のズレが紹介されるとともに、言語ができるとはどういうことか、さらに、コンテキスト・スタイルの違いといった、コミュニケーションにおける理論的側面も説明され、実用、アカデミック双方の観点に基づき、外国人児童生徒を現場で指導するうえでの示唆に富んだ助言が多くなされました。
多くの教職員等が高村教授の話を、首を大きく縦に振りながら傾聴するとともに、ところどころで設けられたグループワークの場は、日頃各学校や各クラスで抱えている外国人児童生徒に関する問題を相互に共有し、高村教授の助言も踏まえながら共に解決方法を探るよい機会となりました。
今後わが国では、外国人児童生徒さらにその保護者が安心して過ごせる学校運営が、ますます求められていくと思われます。愛知大学は今後とも、多文化共生に貢献する地域連携事業を推進してまいります。

高村教授による講演 グループワーク

参加者の方々との質疑応答・意見交換① 参加者の方々との質疑応答・意見交換②
日本赤十字社愛知県支部と知多市は、5月に地域活性化包括連携協定を締結しました。今般、その連携事業の一環として、日本赤十字社愛知県支部から本学に対し、知多市内小中学校で外国人児童生徒の在籍数が最も多いつつじが丘小学校の教職員を主な対象として、外国人児童生徒の受入れに関する留意点や心掛けについての研修を実施してほしい旨の依頼があり、高村教授が応じたものです。
当日、約50人の教職員等が集まる中、高村教授から、外国人児童生徒の事例を通じて、日本人教員・日本人児童生徒と、外国人児童生徒の間の、互いの想像を超えた認識や解釈のズレが紹介されるとともに、言語ができるとはどういうことか、さらに、コンテキスト・スタイルの違いといった、コミュニケーションにおける理論的側面も説明され、実用、アカデミック双方の観点に基づき、外国人児童生徒を現場で指導するうえでの示唆に富んだ助言が多くなされました。
多くの教職員等が高村教授の話を、首を大きく縦に振りながら傾聴するとともに、ところどころで設けられたグループワークの場は、日頃各学校や各クラスで抱えている外国人児童生徒に関する問題を相互に共有し、高村教授の助言も踏まえながら共に解決方法を探るよい機会となりました。
今後わが国では、外国人児童生徒さらにその保護者が安心して過ごせる学校運営が、ますます求められていくと思われます。愛知大学は今後とも、多文化共生に貢献する地域連携事業を推進してまいります。
高村教授による講演 グループワーク
参加者の方々との質疑応答・意見交換① 参加者の方々との質疑応答・意見交換②