文字サイズ
所在地愛知県刈谷市一里山町深田15番地
設立1970年(昭和45年)6月20日
代表者代表取締役社長 柳  均
従業員数
単体:333名、グループ全体:502名(2025年4月1日時点)

viewpoint;業界

製造業とは、原材料を加工することで、多種多様な製品を生み出す業種である。

その中でも、化学製造業には医薬品、化粧品、電子材料、工業用薬品というように、一つの括りの中でも目的や用途が大きく異なる分野が存在しており、私たちの日常生活から産業活動に至るまで、あらゆる場面で欠かせない基盤を提供している。

近年は、環境負荷低減や資源循環が社会的課題として注目される中で、廃溶剤の再資源化やリサイクル技術の高度化が進み、化学製造業の役割はますます拡大している。

このように製造業は、現代社会の持続的な発展を支えるために不可欠な、極めて重要な業種である。

viewpoint;企業

三和油化工業株式会社は、愛知県刈谷市に本社を構える、今年で55年の企業である。

この会社が掲げている経営理念は、「責任、挑戦、創造」、社是は、「誠実に 確実に」というものである。

「環境」を軸とした事業活動を通じて新たな価値を創造していくことで社会から必要とされる「環境リーディングカンパニー」となることを目指している。

会社の最大の魅力は、資源がない日本だからこそ資源を生まれ変わらせ、資源を循環させる技術があるという点にある。
ゴミの中でも化学系の廃棄物である有機溶剤や汚泥、廃油などを資源へと生まれ変えさせる。
特許を約100個保持しており、日本で唯一リン酸分離回収を行っている。

環境以外にも配慮しており、女性の働きやすい職場として、「あいち女性輝きカンパニー」に認定されている。
会社で働く従業員の健康をサポートし「健康優良法人2025」に認定された。

このように、多くの研修制度や福利厚生、様々な健康経営の取り組み、資源不足による再資源化や資源の循環の重要性が広まり、これから将来、さらに注目の集まる企業になることは間違いないだろう。

viewpoint;健康経営

健康経営とは社員の健康推進を重視し、健康管理を経営的視点で考え実践に移すことで社員の健康の維持と増進、会社の生産性の向上を目指す経営手法のことである。

ここからは三和油化工業株式会社がどのような健康経営の取り組みを実施しているのか、その一部を紹介していきたい。

【心身の健康セミナーの実施】
心身の健康セミナーとは、社外の講師を招いて健康推進を目的とするセミナーを開催するものである。
専門家から学ぶことで、正しい知識を身につけ、社員の健康意識付けを測る取り組みである。
主な内容は、働く上でのモチベーションアップのコツ、元気に仕事ができるコツ、うつ病予防などについて学び、リラクゼーション法の体験などが挙げられる。

【あいち健康プラスの導入】
あいち健康プラスとは、愛知県が提供している健康作り支援アプリである。
日々の歩数や体重、血圧などを記録し、健康目標を設定することで、生活習慣の改善をサポートしてくれる。
三和油化工業株式会社は、このアプリを用いて社員の運動促進のために誰でもできる運動プログラムとして『歩くだけでランキング』という日々の歩数をランキング形式で競い合うプログラムを導入した。
結果、始めたばかりではあるが少しずつ運動に対する意識改革が進んでいる。

今後の展望

三和油化工業株式会社の今後の展望は、日本中のお客様に、技術を必要とされ認知されることだ。
その目標を達成するために、サンワマテリアルソリューションズ株式会社を九州地方に新たに設立している。

九州地方では熊本県をはじめとして水の綺麗さから、半導体工業が盛んである。
顧客の工場から発生する有機溶剤やリン酸などを含む廃液を回収し、蒸留によって再資源化することで、新品と同等の品質を持つ製品として再び販売する。

このサンワマテリアルソリューションズ株式会社は27年春の稼働を目指している。
現在は新工場で働く予定である従業員が本社研修中である。
この新たな事業展開が三和油化工業株式会社をさらに軌道に乗せていく、大きな一歩となるだろう。

また、ホワイト500に入ることも、三和油化工業株式会社の目標の一つである。
ホワイト500とは「健康経営優良法人認定制度」に認定された大規模企業のうち、上位500社に入った企業に与えられる称号である。
この目標を達成するために、今後もさらに健康経営の取り組みを実施していき、この会社で働きたいと思ってもらえるような会社になることを目指している。

このように三和油化工業株式会社は独自の化学製品の技術や、健康経営にさらに力を入れ、顧客にとっても従業員にとっても良い会社を作っていく。

column 発見

今回この三和油化工業株式会社を取材させていただき、健康経営について理解を深めることができたと同時に、この会社が何を考え大事にしているのかを知ることができた。

今回の取材を始める際、とても暖かく迎えてくださり、実際に取材をしてみてこの会社のアットホームで有りながらもどこか緊張感があるメリハリの付いた雰囲気を直に感じることができた。

これも身体だけでなく心の健康を大切にすると言う健康経営の考えと会社を良くしていくという三和油化工業株式会社の向上心が合わさって成せることなのだと感じた。

特に取材で印象に残っているのは、今後も健康経営を続けてより社員の皆さんが心と身体の健康を大事にして長く働いてほしいという想いと、日本中のお客様から三和油化工業株式会社の技術を必要とされる、認知されることという話だ。

この話で目標を大きく持ち、それに向かって努力を惜しまない姿勢の大切さを学んだ。

この考えが後に様々な結果を残し、今の三和油化工業株式会社と今後の未来に繋がっていくのだと感じた。

チーム紹介

加藤 綾菜 (経営学部2年)
大森 麻菜 (経済学部2年)
浜辺 紗衣 (経営学部1年)