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新着情報 - 就職・キャリア支援

愛知県立天白高校と高大連携事業「アントレプレナーシップ・プログラム」を実施しました!

12月下旬から3月中旬にかけて、愛知県立天白高校との高大連携事業が行われました。
本プログラムは、天白高校1,2年生が履修する授業の1つである「総合的な探究の時間」を、愛知大学入試課、キャリア支援センター、そしてキャリア支援センター連携サークル「CFL」の愛大生がサポートするかたちで行われました。

愛大生は、天白高校で12月26日(月)、2月20日(月)、3月14日(火)に1年生と、2月16日(木)、3月10日(金)に2年生と一緒に活動を行いました。
また、3月13日(月)実施の2年生の最終回は、愛知大学にて実施されました。

私が本プログラムを通じて学んだことは、「相手の伝えたい内容を瞬時に理解したうえで、その場で適切なフィードバックを実施することの難しさ」です。
今回のプログラムで、愛大生は高校生たちの本番へのビジョンを聴取とそのための方向性の提示、高校生が発表する作品を製作するにあたり気になった点や疑問点の対応、完成した作品への質疑応答や講評、つまり最終的に完成した作品の精度をより高度なものに仕上げていくことが要求されていました。
そのためには高校生の話をよく聞いて、彼らの主張を正しく理解し、それに応えることが不可欠でした。

最初は自分のなかで上手く情報整理ができなくて焦ったり、正しい答えを伝えようと意識しすぎて、考え込みすぎてしまったりした結果、彼らの話したことを聞き逃してしまい、質の高いコメントを残すことができないことがありました。
そこで、メモの取り方を変えるなど工夫した結果、スムーズな、そしてコメントの質も向上させることができました。

また私は、3月13日の最終発表の場を”愛知大学”で実施したことは非常に大きな意味があると思います。
私が高校生時代に大学の敷地に入ることができたのはオープンキャンパスと入試当日のみでした。
しかし、今回はまず”授業”が目的で、また大学の設備を用いて発表を行いました。
さらに、実際に大学生の方々の発表をライブで見る機会もありました。
高校在学中にこのような経験ができた学生がいるでしょうか。
ほとんどいないはずです。
これらの観点からも高校生にとって、とても有意義な時間になったと考えています。

本プログラムをきっかけに「愛知大学って良い大学だな」と思ってくれる学生がいれば嬉しいです。
最後に、本プログラム運営に携わっていただいた全ての方々に御礼申し上げます。

ありがとうございました。

(現代中国学部 2年 CFL代表 竹内魁伸)

高校生発表

最優秀チーム発表

CFL発表

全体風景

愛知大学キャリア支援センターでは、2019年度より「低年次キャリアデザインプログラム~CAREER FIELD~」と題して、1・2年生を対象とした産官学が協働したプログラムを開発しています。
就職をゴールとしない形で、学生の社会人基礎力の養成や、望ましい就業観の醸成を目的として、現場(FIELD)理解に貢献する実践的な学びを創出し、低年次学生が将来のキャリアビジョンを描くことを支援するプログラムを展開しております。
各種プログラムについて、実際に参加した低年次学生からの視点で実施報告をしておりますので、下記URLよりご確認ください。

http://www.aichi-u.ac.jp/recruit/career-center/career-field