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新着情報 - 就職・キャリア支援

【豊橋鉄道連携プログラム】菜の花まつりスタッフ業務を体験しました!

2月26日(土)、本日は菜の花まつりのスタッフ業務として参加させていただきました。
内容としては、菜の花狩りの受付案内、入口でのパンフレット配り、駐車場の車のナンバー確認などでした。

菜の花まつりの会場に行く道中、豊橋鉄道や田原についてのお話しを聞かせていただきました。
その中でも、以前はここまで駅があり線路もあったが、戦時中鉄が不足し線路が取り壊されたというお話しやバスは常に人手不足であるという状況、しらすや農産物、菊が名産ですが新型コロナウイルスの影響で菊農家が廃業に迫られているというお話しが印象に残っています。
より良い地域づくりの政策やアイデアを見つけるためには、こういった現地の状況や問題点を知ることがとても重要であると感じました。
3箇所見所があれば人が動きやすくなることや、伊良湖に行くなら豊鉄、という考えを根付かせることが大切である、など今回の課題を考えるアドバイスも頂いたので、上手く活用して少しでも良いアイデアを出せるようにしていきたいです。

菜の花まつりのスタッフ業務では、一緒にスタッフとして働いていた方々から様々なお話しを聞かせていただき、本当に多くの人が関わって菜の花まつりが出来上がっていることを実感しました。
菜の花を育てている農家の方も実際にイベントスタッフとして参加されていました。
菜の花は咲く時期を分散させるために、一度にではなく四回に分けて種を蒔いたり、種を回収したり、薬を撒いたりするということで、とても手間暇かけて綺麗な菜の花が育てられていることを知りました。
菜の花まつりの運営を委託されている方のお話しでは、3年程前に菜の花畑に踏み込まないように柵を作ることを提案した時のお話しを聞かせていただきました。
新型コロナウイルスが流行する前までは外国人の観光客も多いこともあり、菜の花畑の中に入って写真を撮る方が多くいたことから設営に踏み切ったそうです。
菜の花農家さんが一生懸命育てた菜の花を折られたり荒らされたりするのは、とても悲しいという気持ちで作られたと聞き、沢山の方が地域のためにお互いを思いやりあってこの菜の花まつりが作られているのだと実感しました。

実際にイベントに携わったことで、多くの来場者が来ていて豊橋からだけでなく、名古屋からも多くの人が訪れていることを知りました。
しかし、やはり車で来ている人が多く、地元の方にお話しを聞いても田原は車で移動することが多く、電車に慣れていないため、電車が便利だとわかっていても車を使ってしまうということでした。
実際に電車を使わない方からのお話しを聞くことで新たな発見があり、課題解決にもつながるヒントを得られたと思います。
今回の発見をチームで共有して発表に活かしていきたいです。

(現代中国学部 1年 米森みゆ)

菜の花まつり

スタッフ業務

集合写真

愛知大学キャリア支援センターでは、2019年度より「低年次キャリアデザインプログラム~CAREER FIELD~」と題して、1・2年生を対象とした産官学が協働したプログラムを開発しています。
就職をゴールとしない形で、学生の社会人基礎力の養成や、望ましい就業観の醸成を目的として、現場(FIELD)理解に貢献する実践的な学びを創出し、低年次学生が将来のキャリアビジョンを描くことを支援するプログラムを展開しております。
各種プログラムについて、実際に参加した低年次学生からの視点で実施報告をしておりますので、下記URLよりご確認ください。

http://www.aichi-u.ac.jp/recruit/career-center/career-field