viewpoint 業界
私たちの周りには数えきれないほどの商品があり、売買を繰り返すことで経済が動いている。そのためには商品を作るメーカーと商品を売る販売者がいればいいわけではなく、その間に入り流通の仕組みを作らなければならない。売り手と買い手の間に立ち、パイプのような役割を担い卸売業を行っているのが商社である。
商社は大きく「総合商社」「専門商社」に分けられる。前者は扱い品目に制限がなく幅広い分野を扱い、発電やエネルギー関連などの社会インフラ事業などが挙げられる。後者は扱い品目を専門分野に絞り、医薬品や繊維、鉄鋼、食品などを扱う。
コロナ禍の現在、外食産業の需要が大幅に減少し家庭で食事を楽しむケースが増加した。なかでもストックの利く冷凍食品やドライ食品は、日々の外出制限により自宅時間の長期化の中で需要が高まってきた。これらの現在ニーズのある商品を専門的に売りにし、社会の変化に答え続けているのが「株式会社日本アクセス」である。
viewpoint 企業
株式会社日本アクセスは総合食品卸売業として多様な機能とサービスを提供している専門商社である。「心に届く、美味しさを」を企業理念とし、常に食のライフラインを担う者としての責任をもって業務している。伊藤忠商事を親会社とし、伊藤忠グループにおける食ビジネスの担い手として収益力は業界No.1、食品物流インフラも日本No.1であり、食料品卸売業界売上第二位を誇っている。国内外の調達ネットワークによりチルド、ドライ、フローズン等の商材の扱いが約20万点以上である。独自のネットワークと日本国内約520拠点に及ぶ全温度帯対応のインフラを駆使し、高度なロジスティクスサービスを展開し、遠距離の地でも運びやすい環境が整備されている。
海外に向けては中国やイギリス等13の国と地域に向けて、どこでも日本食が食べられる未来を目指し商品供給が行われている。
さらにSDGsの目標実現に貢献する活動を行う他、ストレスチェックや定期健康診断を始めとした健康経営にも注力していることから、社員がやりがいをもって働きやすい環境下であることが分かる。