名古屋港管理組合への想い
さらに、取材を通してお二方の向上心の強さを知る事ができた。村上さんと榊原さんのお二方に、名古屋港管理組合の一員としての今後の目標を伺った。
村上さんは、異動することによって得られる名古屋港の知識を蓄積したいと話された。そして、「周りからの信頼を得られる一人前の職員になること。そのために、いつの年代でも変わらず勉強する意欲と学ぶ気持ちを常に持ち続けたい。」と仰っていた。
榊原さんは、「給与の仕事でさらに経験を積んだ上で、今後他の部署への異動を通じて様々な仕事を経験したい。そして、異動した先で異動前の部署での経験を生かしたい。」と仰っていた。名古屋港管理組合は4つの部署と2つの局があり、それぞれの分野で仕事をすることで名古屋港をより深く知る事ができる、とのことだ。
お二方とも仕事の経験を通じて、今後さらにスキルアップしたいと話された。
港湾行政に特化した公務員
公務員の仕事はデスクワークのみだと思っていないだろうか。職種にかかわらず、現場での作業や立ち合いや、名古屋港の広報のためのイベント、また、大型客船や練習船が名古屋港に入港した際には、式典の運営や船の出迎えなどをすることもある。デスクワークだけではなく、庁舎の外に出る仕事も数多ある。
名古屋港管理組合では、様々なレクリエーションが行われている。例えば、ハイキングやボウリング大会が開催されている。また、テニス部や茶道部、写真部などクラブ活動にも参加している職員も多いという。これらのクラブ活動やレクリエーションは同期や普段あまりかかわることのできない他部署の職員と親睦を深めるきっかけとなる。