viewpoint 業界
株式会社デンソーが属する「製造業」とは、製品を生産する企業のことである。製品づくりのもとになる原材料を生産する「素材メーカー」、素材メーカーで生産された原材料を使って製品をつくる「加工組立メーカー」、原材料の生産から最終製品づくりまでを自社で行う「自社生産加工メーカー」に分類される。メーカーは日本を支える基幹産業の1つであり、日本の物づくり品質は世界をリードしている。
自動車業界は今、100年に一度の大変革期を迎えている。その動向は、Connected(接続性) Autonomous(自動運転) Shared(共有) Electric(電動化) という4つの言葉に象徴されることから、「CASE」と呼ばれている。この実現には自動車技術はもとより、ICTやAIの先進技術も必要になることから、自動車メーカー同士だけでなく、ベンチャーやIT企業などなどの業種の垣根を超えた提携で、新しいビジネスモデルを確立する取り組みがしばらく続くと予想される。
viewpoint 企業
世界トップレベルの自動車部品メーカーであるデンソーは、17万人以上の社員が世界35の国・地域で活躍し、先進的な自動車技術・製品を世界中の主要な自動車メーカーに提供している。「地球と生命を守り、次世代に明るい未来を届けたい」を使命と掲げ、もっと「環境」に優しく、人々が「安心・安全」に暮らせる未来社会づくりの実現を目指している。
例えば「環境」の分野においては、低燃費化、排出ガスの低下などに取り組み、「安心・安全」の分野においては、ぶつからない車や自動運転等に関する世界初・世界一の技術開発・ものづくりに取り組んでいる。
今、自動車業界は様々な技術の急速な進化により、100年に一度の大変革期を迎えている。激動の時代の中でデンソーは、未来の社会を見据え、世界中の人々に笑顔を届けるために「電動化」「先進安全・自動運転」「コネクテッド」「FA・農業」の4つの重点分野に取り組んでいる。世界のクルマを通じ人々の暮らしへ貢献する企業として今日もデンソーでは、世界中の社員一人一人が熱い思いを胸に挑戦し続けている。