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「三遠南信サミット2021」にて戸田敏行三遠南信地域連携研究センター長がコーディネーターを務めました

地域連携・地域貢献

三遠南信サミットでコーディネーターを務めた本学三遠南信地域連携研究センター戸田センター長

2月15日(月)、「第28回目三遠南信サミット」(主催:三遠南信地域連携ビジョン推進会議・SENA)が開催されました。
本学三遠南信地域連携研究センター長戸田敏行センター長(地域政策学部教授)がコーディネーターを務め、「ウィズコロナ時代における県境連携の再価値化 ~逆境からの挑戦~」をテーマに、各自治体首長、商工会議所会頭による意見が交わされました。
パネリストとして意見を述べた各自治体首長、商工会議所会頭からは、リニア中央新幹線開業により形成されるスーパーメガリージョンの中心地域「三遠南信地域」が秘める県境を跨いだ広域連携がもたらす未来の可能性について、持続可能な経済活動、移住、観光の観点から夢のある発言が続きました。
コロナ禍においては東京一極集中に陰りが見え、リモートワークなどデジタル化の進展は、地方分散を促進する可能性が高くあります。ウィズコロナ時代において、自然、文化、産業の集積を持ち、都市から山間部までの多様に溢れる三遠南信地域は、首都圏の受け皿地域ともなるとの意見で一致しました。
続くSENA会長鈴木康友浜松市長による「サミット宣言」では、「県境を越えた広域連携による絆を一層強化・深化させ、官民連携の強みを活かし、多様な主体による新たな地域連携のプラットフォームの形成を進め、地域課題の解決へ向けた挑戦を続ける」ことが採択されました。

【テーマ】
ウィズコロナ時代における県境連携の再価値化 ~逆境からの挑戦~
【内容】
●新型コロナウイルス感染症との共存 持続可能な経済活動のすがた
●地域連携の必要性・重要性を見つめ直す ウィズコロナ時代の観光と移住
【パネリスト】
SENA会長/浜松市長 鈴木康友 氏
SENA副会長/豊橋市長 浅井由崇 氏(愛知大学理事)
SENA副会長/飯田市長 佐藤健 氏
SENA副会長/浜松商工会議所会頭 大須賀正孝 氏
SENA副会長/豊橋商工会議所会頭 神野吾郎 氏(愛知大学理事)
SENA副会長/飯田商工会議所会頭 原勉 氏
【コーディネーター】
愛知大学三遠南信地域連携研究センター長・地域政策学部教授 戸田敏行

【サミット宣言】※全文はこちら。
https://www.sena-vision.jp/sena/summit/no28/summit-announcement.pdf


三遠南信地域はスーパー・メガリージョン構想の中心地域となり、大いなる可能性を秘めています。

【参考】
愛知大学は各自治体・団体と連携・協力に関する協定を締結しております。
 三遠南信地域連携ビジョン推進会議 2016年9月23日協定締結
 浜松市 2015年11月5日協定締結
 豊橋市 2005年7月11日協定締結
 南信濃広域連合(飯田市等) 2007年10月10日協定締結
 豊橋産官学地域連携プラットフォーム(豊橋市、豊橋商工会議所、豊橋技術科学大学等) 2018年9月26日

三遠南信地域連携研究センターHPはこちら
愛知大学私立大学研究ブランディング事業「『越境地域マネジメント研究』を通じて縮減する社会に持続性を⽣み出す⼤学」はこちら

以上