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歴史地理学科

時間と空間から社会を捉え、
次世代を生きる発想力を習得する。


文学部 歴史地理学科長
准教授 長井 千秋

歴史学と地理学は“時間”と“空間”という双方の軸から人間の営みを考える学問分野であり、本学科は、東海地方においてこれらを総合的に学ぶ数少ない学科です。2022年に高校の必修科目として「歴史総合」「地理総合」が新設されました。グローバル社会の諸問題を理解する上でも、時間軸と空間軸から国際関係を捉える歴史学・地理学の素養は欠かせません。史料読解やデータ分析など、研究活動を通して身につけた方法論は社会で役立つ力となります。時代や地域によって異なる出来事や現象を学び、価値観の多様性を理解する中で、柔軟な思考力と発想力を育んでほしいと思います。

専攻決定の仕組み

(1)希望する専攻の予備調査を3回行います。調査結果は、掲示等で発表します。これを専攻選択の参考にします。3月には、専攻決定調査を行います。
(2)一般選抜(学科・コース別に募集)で入学し所定の単位数以上を修得した学生は、当該学科・コースの専攻に所属できます。
(3)総合型選抜および学校推薦型選抜(学科・コースを分けず、文学部全体で募集)で入学した学生と、上記(2)の権利を辞退した学生は、本人の希望と1年次の成績により、所属する専攻が決まります。

入学試験から専攻決定までの流れ

カリキュラム

文学部 歴史地理学科 専門教育科目 カリキュラム

各専攻の紹介

日本史学専攻

日本史を専門的かつ主体的に研究できる力を育てます。講義および史料講読で基礎的な知識を習得。さらに演習で研究能力を高め、卒業論文に結実させます。フィールドワーク、史料重視の教育も特色です。

世界史学専攻

多様な世界各地域の歴史過程を理解することは、現在の世界を理解するのに必要不可欠な知識を身につけることにつながっています。講義や演習、講読を通して歴史学の手続きを学び、同時に社会でも役立つスキルを磨いていきます。

地理学専攻

地理学は、自然や人間の諸活動がどのように地表空間に展開しているかを解明する科学です。本専攻ではフィールドワークでデータを収集する技術を、演習や「地図学」でデータを図表に表示する技術を修得します。

各専攻のご紹介は文学部ウェブサイトからもご覧いただけます

取得を支援する資格

愛知大学 受験生向けサイト