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歴史地理学科

※2021年4月、新設
“時間”と“空間”双方の軸で思考する学びが次世代を生きる力となる。

長井 千秋 准教授(歴史地理学科長)


歴史学と地理学は“時間”と“空間”という双方の軸から人間の営みを考える学問分野であり、本学の歴史地理学科は、東海地方において歴史学と地理学を総合的に学ぶことのできる数少ない学科です。2022年に高校の必修科目として「歴史総合」「地理総合」が新設され、教育現場では歴史と地理それぞれの総合的な理解が求められています。またグローバル社会で生じる諸問題を理解する上で、時間軸と空間軸から国際関係を捉える歴史学・地理学の素養は欠かすことができません。大学では「面白い」「楽しい」と感じたテーマや関心領域を探求し、思考を深めてください。歴史史料の読解や地理データの分析など、研究活動を通して身につけた方法論は社会のあらゆる場面で力となります。そして時代や地域によって異なる出来事や現象を学び、価値観の多様性を理解する中で、柔軟な思考力と自由な発想力を育んでもらえればと思います。

入学試験からの流れ

カリキュラム

教員一覧

■ 教授
岡本 耕平 地理学、行動地理学、地理学史
小野 賢一 歴史学/西洋史/ヨーロッパ中世史
神谷 智 日本近世近代史、記録史料学
廣瀬 憲雄 日本古代史、東部ユーラシア対外関係史
山田 邦明 日本中世史

■ 准教授
近藤 暁夫 地理学、地図学/マーケティング・広告
長井 千秋 中国社会経済史、中国財政史/宋代経済史、南宋時代の財政・軍事/歴史理論

日本史学専攻

日本を中心に関連地域の歴史も学び日本社会の今を考察する

日本史を広い視野で捉え、専門的かつ主体的に研究できる力を育てます。2年次より講義および史料講読を行い、基礎的な知識を身につけます。3年次以降は、専門的な演習などで研究能力を高め、卒業論文に結実させます。現場に赴き、歴史的景観や現物を見るフィールドワーク、史料重視の教育も大きな特色です。

専門演習・卒業論文テーマ

専門演習 主なテーマ
卒業論文 主なテーマ

科目紹介

歴史・地理学特殊講義A
廣瀬 憲雄 教授

「遣唐使の廃止によって国風文化が発展した」という従来の学説は、近年の古代史研究では否定されているなど、日本史の“常識”が研究によって覆ることは少なくありません。この講義では、最新の研究成果を交えながら、日本古代史の基本的な知識や論点について理解を深めます。

世界史学専攻

現代世界の構造とその来歴を問い直す

社会や過去の姿をどう描くかは人によって異なり、誰にでも受け入れられる客観的で真実の歴史など存在しません。本専攻では、「実証的」という言葉で覆い隠されてきたさまざまな歴史像の成り立ちと、その背後にある意図を見極める知を涵養し、我々が縛られている歴史観を問い直していきます。

専門演習・卒業論文テーマ

専門演習 主なテーマ
卒業論文 主なテーマ

科目紹介

世界史学基礎演習Ⅰ
小野 賢一 准教授

中世ヨーロッパは十字軍や百年戦争など争いが続く一方で、騎士道や宮廷文化が発展した華やかな時代でもありました。中世史を、イギリス史やフランス史などの一国史ではなくヨーロッパ全体を俯瞰して学ぶ中で、学会で通用するレジュメや発表の形式、学術的な文章の作法を身につけます。

地理学専攻

都市や産業が、なぜそこにできたのか現地を歩いて明らかにする

地理学とは、自然や人間の諸活動がどのような秩序の下で地表空間に展開しているかを解明する科学です。地理学専攻では、人間の生きる基盤としての土地から、歴史や文化を読み解きます。「フィールドワーク実習」でデータを収集する技術を身につけ、演習や「地図学」を通して、データを図表に表示し伝える技術を修得します。

専門演習・卒業論文テーマ

専門演習 主なテーマ
卒業論文 主なテーマ

科目紹介

地理学フィールドワーク実習
近藤 暁夫 准教授

地理学専攻に保管してある600本以上の卒業論文をはじめとする多様な地域調査の先行研究を手本にして独自のフィールドワークを行うことで、愛知大学の教学の根幹である「現場主義」の姿勢と技量を先輩方から受け継いでいきます。全員でさまざまな地域を対象にした巡検を行うこともあります。

取得を支援する資格

愛知大学 受験生向けサイト