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新着情報 - 地域連携

日本赤十字社愛知県支部との連携により加納副学長が保育士向け外国人乳幼児研修を実施

 愛知大学と日本赤十字社愛知県支部は、2025年7月に、連携に関する包括協定を締結しました。連携活動の一つとして「多文化共生の実現に向けた事業の推進」が掲げられています。これを受けて、6月16日に、加納寛副学長(国際コミュニケーション学部教授)が豊橋市役所にて、豊橋市内の保育士40人以上の方々を対象に、外国人乳幼児研修を実施しました。

 加納副学長からは最初に、豊橋市内の多文化共生の状況がデータで示され、現状を共通認識としました。その後、参加者は7グループに分かれ、外国人乳幼児やその保護者との多文化共生に関する日々の懸案を出し合いました。多くのグループから、言葉の壁、宗教に紐づくことの多い食文化の相違、オブラートに包むことによるニュアンスの伝わりにくさ、等の悩みが共通して出てきました。これらを受けて、加納副学長からは、異文化コミュニケーションの学術的側面が説明され、日々の困りごとが理論的にも裏打ちされる事象であり、姿勢の面でも語彙の面でも外国人に向けたコミュニケーションの基本に立ち返ることの必要性が説かれました。また、言語・文化の違いか発達障害かに悩んだ際の基本的な考え方や対処が紹介されるとともに、参加者の半数以上が利用している翻訳アプリの落とし穴について、実際に、タイ語の原文を翻訳アプリで日本語に変換した際の事例を見ることで実感いただきました。

 多くの参加者の方々が、加納副学長の話を、首を大きく縦に振りながら傾聴するとともに、こまめにノートをとっておられ、日常的に抱える外国人乳幼児指導の問題解決や対応改善に向け、真摯に取り組んでおられる様子が伝わってきました。

 外国人児童生徒や外国人乳幼児との多文化共生は、今や、多くの自治体が課題としている事項の一つです。愛知大学では今後とも、日本赤十字社愛知県支部と連携・協力しながら、多文化共生に貢献する地域連携事業を推進してまいります。


会場の様子   

          会場の様子                       講演中の加納副学長①

  
  
   
 
      講演中の加納副学長②                     グループワークの様子