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新着情報 - 地域連携

2025年度キャリアデザイン特殊講義【知立市・田原市】

豊橋キャンパスでは、自治体の首長を講師にお迎えする「キャリアデザイン特殊講義」を開講しています。

第12回は知立市の石川智子市長をお迎えし、講義の後、学生から寄せられた多くの質問一つ一つに丁寧にお答えいただきました。お話の中では、地域に一歩踏み出す経験は必ず未来の自分につながると語られ、学生に向けて挑戦する気持ちを大切にしてほしいとエールを送られました。

第13回は田原市の山下政良市長をお迎えし、田原市の現状や、市役所を構成する各部署の役割と業務内容についてわかりやすくご説明いただきました。また、田原市ならではの特徴や魅力についても丁寧にお話しいただきました。


第12回  知立市 石川智子市長講義 ~参加学生の声~

今回のお話を伺い、愛知県で3人目の女性市長として活躍されていることにまず感銘を受けました。市長は、質問した学生の名前を呼びながら丁寧に回答してくださり、穏やかで親しみやすい雰囲気がとても印象的でした。また、市議会議員をめざした理由として、「子育て世代の女性の声を自分が届けなければならないと思ったから」という言葉が強く心に残りました。女性としてその姿勢を誇りに感じると同時に、男女平等の社会を実現するには、女性自身が積極的に行動していくことの大切さを改めて実感しました。
特に印象に残ったのは、「地域社会の未来をつくるのは行政ではなく、私たち一人ひとりである」という言葉です。私たち学生は、社会に出る準備をしている中で、不満や不安が生まれ、将来に対して諦めの気持ちを抱くこともあります。しかし、市長の言葉を聞いて、自分も社会をつくる側の一員であり、主体的に関わっていくことができるのだと前向きな気持ちになりました。

(地域政策学部 2年)

  
    




第13回  田原市 山下政良市長講義 ~参加学生の声~

田原市のPR大使として大久保佳代子さんを迎えていることに加え、今年は視覚障害を持ちながら歌手として活動している柳田はるかさんを起用している点も印象に残りました。単に知名度の高い方を起用するだけでなく、多様性や挑戦といったメッセージを発信しているように感じ、田原市の姿勢に共感しました。こうした方々がPR大使を務めていることからも、田原市が多くの人に愛され、応援されるまちであることが伝わってきました。
さらに、多いとは言えない予算の中でも、市の魅力を最大限に引き出そうとさまざまな取り組みを続けている山下市長の姿がとても印象的でした。限られた条件の中でも工夫次第でまちの価値を高められることを学び、地域づくりには「本気でそのまちを想う気持ち」が何より大切なのだと感じました。私も山下市長のように、一つのことを大切にし、そのために努力し続けられる人でありたいと思います。

(地域政策学部 2年)