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新着情報 - 地域連携

2025年度キャリアデザイン特殊講義【川西町・蒲郡市・湖西市】

豊橋キャンパスでは、自治体の首長を講師にお迎えする「キャリアデザイン特殊講義」を開講しています。

第9回は山形県川西町の茂木晶村長をお迎えし、財政が厳しい中でも新たな発想で挑戦を続けるまちづくりや、行政だけでなく町民とともに進める“町民主体の地域づくり”についてお話しいただきました。

第10回は蒲郡市の鈴木寿明市長をお迎えし、環境保全やリユース促進など未来を見据えた取り組みを進める中、毎日職員に直接声をかけるなどコミュニケーションを重視し、市政に誠実に向き合う姿勢についてお話しいただきました。

第11回は湖西市の田内浩之市長を迎えし、湖西市の特徴や取り組みの説明と学生との意見交換を通じて政治姿勢や哲学に触れ、若い世代の声をまちづくりに積極的に反映したいという強い思いが印象的でした。


第9回  山形県川西町 茂木晶村長講義 ~参加学生の声~

講義を通して特に印象に残ったのは、川西町が人口や財源が限られているにもかかわらず、積極的に「人とのつながり」を軸にした政策を進めていた点です。
プロのアーティストを町のイベントに招いた取り組みは強い話題性を生み、外部とのつながりを大胆に活用した好例だと思いました。
また、「観光」と「交流」を融合させた事業展開は、単に訪れてもらうだけではなく、町の魅力を共有し合う関係づくりを重視している姿勢が伺えました。
今回のお話を聞き、私自身も“すぐに結果が出ないから”と諦めるのではなく、小さくても毎日続けられる努力を大切にしたいと思いました。
川西町のように、規模の大きさに関わらず工夫と挑戦によって道を切り開いていく姿勢を見習い、自分の夢や理想の姿に少しずつでも近づけるよう行動していきたいです。

(地域政策学部 2年)

  
    




第7回  蒲郡市 鈴木寿明市長講義 ~参加学生の声~

蒲郡市は観光だけでなく、環境保全やリユース促進など多方面でまちづくりに取り組んでいることを知りました。
循環型ハンガーの導入や余ったカーテンをウェディングドレスに再利用するなど、未来を見据えたユニークで実践的な政策だと感じました。
また、市長が毎日市役所の全フロアを歩いて職員に挨拶する姿勢から、トップの振る舞いで組織や地域の雰囲気を大きく変えることを実感しました。
今回の話を通して、市を動かすリーダーの姿勢一つで、地域の雰囲気や方向性が大きく変わることを学びました。同時に、自分の身の回りの小さな行動も、環境づくりや人間関係の改善につながるのだと前向きな気持ちになりました。

(地域政策学部 2年) 

  



第7回  湖西市 田内浩之市長 ~参加学生の声~

 特に印象的だったのは、「多様性の時代において、賑わいのあるまちは高所得者が集まる場所ではなく、さまざまな人が共存しているまちである」という言葉です。
ホームレスやトランスジェンダーの人にはその人たちの世界がある。誰も悪人ではなく、それぞれに生活や価値観があるという視点は、私自身が大切にしたい考え方でもあるので、深く共感しました。
 これからの時代に向けて、偏見を持たず相手の話に耳を傾ける姿勢や、コミュニケーション能力を高めることがより重要になってくると感じました。
市長のお話は、地域づくりだけでなく、自分の生き方や人との関わり方についても改めて考えるきっかけとなりました。

(地域政策学部 2年)