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新着情報 - 地域連携

三重県鈴鹿市と法学部加藤洋平ゼミの連携活動が始まりました

 本学は、昨年11月に、三重県鈴鹿市と、連携・協力に関する協定を締結しました。

 今年度、具体的な連携活動の一つとして、法学部加藤洋平ゼミにおいて、同市の課題である「DX」を基軸とした政策提案に取り組むこととなりました。加藤ゼミにおいては、一昨年から継続して、三重県桑名市における課題解決に向けた提案に取り組んでいますが、今回、それを評価いただき、鈴鹿市においても同様の取組をご依頼いただくこととなったものです。

 5/19に行われた初回のキックオフミーティングでは、鈴鹿市職員から、同市の置かれている現状やDXの推進状況、目標、目標達成のための6つのビジョン、各ビジョンにおける具体的な課題や取組方向性、等について詳細にご説明いただきました。さらに、学生に対して目標達成に向け、市民の利便性、職員の業務効率化、費用対効果の3点を押さえた政策提案が求められましたが、その一方で、特に3点目の費用対効果については、意識を十分にしながらもそれに縛られることのない柔軟な発想も求められました。

 学生は、高齢者に向けたDXの考え方、実際に取り組んできたDX事例、政策提案のタイムスパン等、次々に質問をし、多様な角度から鈴鹿市の理解を深めていました。

 今後、学生は、提示されたビジョンの中から関心のあるテーマを決め、それを掘り下げて調査・研究し、ビジョンひいては目標解決に向けたDX活用策を提案します。今後の学生の活躍にぜひご期待ください。