文字サイズ

新着情報 - 地域連携

売木村お土産開発プロジェクト2024(事前研修①)

 本学キャリア支援センターでは、2019年度より「低年次キャリアデザインプログラム~CAREER FIELD~」と題して、1・2年次生を対象とした産官学協働プログラムを開発、実施しています。このプログラムの中の一つとして、昨年度に引き続き今年度も、地域連携室共同事業「売木村お土産開発プロジェクト」が始動しました。長野県売木村は、信州最南端の村の一つで、1000~1300メートルの山々と4つの峠に囲まれた、「ふるさとの原風景」という表現に相応しい、美しくのどかな盆地の村です。

 今年度は、本プロジェクトに学生9人が集まり、まずは8月5日に売木村での事前研修に臨みました。最初に、清水村長より学生に対して、売木村の現状や課題が説明されるとともに、本プロジェクトを通じて、同村の特産物を活かしたお土産品を開発してほしい旨の期待が述べられました。学生はその後、実際に「道の駅南信州うるぎ」で、村の特産物や販売状況を見学し、その後、グループに分かれて村職員と質疑応答や意見交換を行いながら、お土産品の案を具体的に練りました。その後、本プロジェクトの調理指導者であるフランス人パティシエも合流し、議論の結果、パンのお土産品と日持ちのするお土産品双方について、検討を進めることとなりました。

 本プロジェクトは今年秋まで計5回にわたって行われ、学生が開発したパンのお土産品は、11月に行われる売木村の大きなフェスティバル「秋色感謝祭」で販売される予定です。学生たちが、売木村の何に着目して、どのような商品を作り上げるか、乞うご期待!