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新着情報 - 地域連携

2022年度 産官学連携事業の実施報告

2022年9月から2023年1月まで愛知県東三河総局・東三河で複数のスーパーマーケットを展開する「株式会社渥美フーズ」との連携事業が行われました。

本事業は、本学豊橋校舎3学部と協定を結んでいる東三河県庁の「農商工連携推進事業」に選定されており、学生等のアイデアを活用したいと考える地元事業者と若い発想力を持つ学生のマッチングにより、両者が協力して商品開発等を行い、地域産業の振興を図るものです。

今回は渥美フーズさんで販売している『ごはんにかけるシリーズ』の東三河の特産品を使った新たな商品を提案するという課題に対して、企画力等を身につけるPBL(課題解決型学習)として行われました。

本学からは文学部(人文社会学科)、地域政策学部(まちづくりコース/食農環境コース/公共政策コース)、短期大学部から2年次4名、3年次4名の計8名が参加しました。

<活動内容>
・グループワーク1回目(22年9月15日)
参加者全員の自己紹介を行い、渥美フーズデリカ部開発課の神田さんから渥美フーズの取り組みや客層、販売している商品などについて説明がありました。その後、既存の『ごはんにかけるシリーズ』3種を試食して感想や意見を発表しました。

・グループワーク2回目(22年10月6日)
各自考えてきた「東三河の特産品を使った新商品」を5案ずつ発表しアイデアを共有しました。また、持ち寄った案を元に3つの商品に絞りました。

・グループワーク3回目(22年10月31日)
3つに絞った商品の試作品を試食し新商品を決定しました。決定した商品は『愛染み込む大葉みそカツ丼』です!ネーミングだけでなく販売時のPOPに表示するフレーズなども検討しました。

・グループワーク4回目(22年11月17日)
前回のグループワークで検討事項としてあがった、使用食材の配分を変えた試作品を試食しました。感想や意見を発表し、商品に反映させる内容を決定しました。

・新商品販売会(23年1月29日)
豊橋市駅前の複合施設「emCAMPUS」で開催された"新商品おひろめマルシェ"で、各社の試作品に並んで『愛染み込む大葉みそカツ丼』も販売させていただきました。販売会には3名の学生が参加して商品の販売など行い、地元ケーブルテレビの取材も受けました。

完成した商品はマルシェ当日から渥美フーズ各店などで販売を開始しました。