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天野剛至文学部教授が第六回JICA海外移住「論文」および「エッセイ・評論」で最優秀賞(論文部門)を受賞

教育・研究
文学部人文社会学科の天野剛至教授が執筆した論文「秋深し五七五交わす加奈陀かな ― 戦前カナダにおける日系人俳句コミュニティの社会学的考察」が、
独立行政法人国際協力機構(JICA)横浜海外移住資料館主催「第六回JICA海外移住『論文』および『エッセイ・評論』」(テーマ:「日本人の北米・中南米への移住」)において、
論文部門の最優秀賞を受賞しました。
表彰式は、2026年4月17日にJICA横浜海外移住資料館にて執り行われました。

(写真は、JICA横浜海外移住資料館の大野裕枝館長と天野剛至教授)

本論文では、戦前にカナダへ移住した日本人が、異なる職業的背景をもつ集住地ごとに俳句吟社を組織していた事例を取り上げ、
俳句活動が集団意識の形成を支える媒介として機能していたことを考察しています。
さらに、俳句活動が単なる文学的営為にとどまらず、エスニック共同体内における社会文化的地位の構築に果たした役割とその社会的意義を明らかにしました。