【開催報告】愛知大学国際問題研究所(国研)共催 大学間協定5大学共同学術シンポジウム(第7回)を開催しました
イベント・公開講座
愛知大学国際問題研究所は2025年2月28日(金)、名古屋キャンパス厚生棟8階801教室にて大学間協定5大学共同学術シンポジウム(第7回)を開催しました。
愛知大学と大学間協定のある4つの海外大学(厦門大学(中国)、金門大学(台湾)、東呉大学(台湾)、中央大学校(韓国))の研究機関との共同学術シンポジウムは2017年度から始まり、今回はその7回目として実施されました。幹事・開催は持ち回りで、愛知大学での開催は、2019年度以来2度目となります。
冒頭の愛知大学学長の歓迎挨拶に始まり、今回の幹事・開催機関である国際問題研究所の所長を含む5機関の代表者の挨拶が述べられた後、シンポジウム(テーマ「華人ネットワークと東アジアのダイナミズム-その過去・現在・未来-」)のプログラムに入りました。最初は、全員が参加して、2つの基調講演が行われました。1つ目は、マレーシアにあるシンクタンク、華社研究中心の詹缘端主任による「馬來西亞華人方言幫群與地方史研究及其相關問題」、2つ目は厦門大学台湾研究院主任兼教授の「中国台湾问题话语范式移转分析」でした(いずれも中国語で、逐次通訳あり)。2つとも、テーマ全体を俯瞰する素晴らしい内容であり、参加者全員が分科会に先立ってテーマに関する認識を共有することができました。
これに引き続いて、人文科学と社会科学の2つの分科会に分かれて、合計で15の個別報告が行われました。分科会については、特に共通テーマが設けられていなかったこともあり、多岐にわたる研究報告がなされました。華人コミュニティの歴史的検証、SDGsやAIといった現代の問題と華人ネットワークとの関係分析、いわゆる両岸関係の将来展望など、各報告者がこれまでの研究活動をこの機会に社会に問う、という意欲的な報告が相次ぎました。
この後に、再び1つの会場に参加者全員が集まり、2つの分科会のまとめが各座長によって行われ、参加していなかった分科会の内容が全員で共有できる機会となりました。最後に幹事・開催校である愛知大学国際問題研究所長から今回のまとめと今後(次回以降)の予定が述べられ、シンポジウムは盛会裏に閉幕しました。
なお、このシンポジウムは、(公財)大幸財団および(公財)愛知大学教育研究支援財団からの後援により実施されました。

広瀬学長による挨拶

詹缘端氏による基調講演

劉国深氏による基調講演
愛知大学と大学間協定のある4つの海外大学(厦門大学(中国)、金門大学(台湾)、東呉大学(台湾)、中央大学校(韓国))の研究機関との共同学術シンポジウムは2017年度から始まり、今回はその7回目として実施されました。幹事・開催は持ち回りで、愛知大学での開催は、2019年度以来2度目となります。
冒頭の愛知大学学長の歓迎挨拶に始まり、今回の幹事・開催機関である国際問題研究所の所長を含む5機関の代表者の挨拶が述べられた後、シンポジウム(テーマ「華人ネットワークと東アジアのダイナミズム-その過去・現在・未来-」)のプログラムに入りました。最初は、全員が参加して、2つの基調講演が行われました。1つ目は、マレーシアにあるシンクタンク、華社研究中心の詹缘端主任による「馬來西亞華人方言幫群與地方史研究及其相關問題」、2つ目は厦門大学台湾研究院主任兼教授の「中国台湾问题话语范式移转分析」でした(いずれも中国語で、逐次通訳あり)。2つとも、テーマ全体を俯瞰する素晴らしい内容であり、参加者全員が分科会に先立ってテーマに関する認識を共有することができました。
これに引き続いて、人文科学と社会科学の2つの分科会に分かれて、合計で15の個別報告が行われました。分科会については、特に共通テーマが設けられていなかったこともあり、多岐にわたる研究報告がなされました。華人コミュニティの歴史的検証、SDGsやAIといった現代の問題と華人ネットワークとの関係分析、いわゆる両岸関係の将来展望など、各報告者がこれまでの研究活動をこの機会に社会に問う、という意欲的な報告が相次ぎました。
この後に、再び1つの会場に参加者全員が集まり、2つの分科会のまとめが各座長によって行われ、参加していなかった分科会の内容が全員で共有できる機会となりました。最後に幹事・開催校である愛知大学国際問題研究所長から今回のまとめと今後(次回以降)の予定が述べられ、シンポジウムは盛会裏に閉幕しました。
なお、このシンポジウムは、(公財)大幸財団および(公財)愛知大学教育研究支援財団からの後援により実施されました。
広瀬学長による挨拶
詹缘端氏による基調講演
劉国深氏による基調講演