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地域政策学部1年の山﨑貫太さんが2024年度東海学生AWARD「チャレンジコミュニティ賞」を受賞しました

教育・研究
共通教育科目「総合科目9」(鈴木誠教授)を受講している地域政策学部1年の山﨑貫太さんが、2024年度東海学生AWARDで、「チャレンジコミュニティ賞」を受賞しました。

東海学生AWARDは、「“道なき道を拓く、覚悟を。”」をコンセプトに、若者の社会参画意識を醸成し、行動するきっかけづくりを行う、若者達の挑戦の舞台です。
公益資本主義推進協議会が主宰となり、マイコミュニティフォーラムの一環として「若者が社会を変える震源地 “YouthQuake”」をコンセプトに全国各地で開催しています。東海では、⼀般社団法⼈わくわくスイッチとの共催として2018 年より開催し、2024年で7回⽬になります。
キャリア教育や若者⽀援をしている東海のNPO団体と協⼒しながら、東海の若者がチャレンジできる環境や⽣態系作りを⽬指して取り組んでいます。本イベントは、東海にゆかりのある学⽣が、200⼈以上の聴衆の前で、⾃分の夢や志を熱く語ります。

山﨑さんは、高校生のころから「自分が変わらなければ、何も始まらない!」と考え、「火Okoshiアワード」(主催:株式会社 Lirem/起業サークルテイクオフ、共催:株式会社エムキャンパス、後援:豊橋市、豊川市)に参加、大学生になり東海学生AWARDで、「蒲郡共創拠点事業『ここじゃん』」を発表テーマに約300人のオーディエンスの前で6分間プレゼンテーションをしました。以下は発表内容です。

市外に出て行った友人から言われた一言、「蒲郡って何もないじゃん。」が共創拠点『ここじゃん』を構想するキッカケになりました。山崎さんは「蒲郡が馬鹿にされると自分のこと、これまでの人生を馬鹿にされたように感じる。」と語ります。だからこそ、「蒲郡に若者と大人が年齢の垣根を越え本音で語れる拠点を創り、挑戦を後押しできる居場所に『ここじゃん』がなるんだ。」と力強く宣言しました。
『ここじゃん』とは、蒲郡市内にはない新文化の導入の場であり、若者と大人が一緒になってできる取り組みです。
加えて、議長を務めた蒲郡若者議会では「この議会の改善点は任期が終わると、何事もなかったかのように議会の学生、若者と大人サポーターは関わりが薄くなってしまう。」と経験談を語り、「折角蒲郡市を変えたいと思って集まった人達がいるのなら!そんな彼らのネクストアクションの場を『ここじゃん』が提供すると既存団体の持続可能な利用方法になると提案しました。

山﨑さんは蒲郡市のことをこれから先の未来を一緒に歩んでいく“俺の相棒”として紹介し、蒲郡市の問題を自分がこれから向き合う問題として捉えています。