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本学学生が、タイ山岳少数民族の子どもたちを支援するため、オリジナルのアップサイクル商品を企画・制作しました

学生活動
本学学生が、タイ・チェンマイでゾウのフンから作った紙「プープーペーパー」を用いたアップサイクル商品を企画・制作しました。


この商品は、タイ山岳少数民族の子どもたちの学生寮「カサロンの家」を支援することを目的としています。
「カサロンの家」はタイ山岳少数民族の子どもたちが暮らす学生寮です。民族の村には学校がないところも多く、充分な教育が受けられていないのが現状です。子どもたちは親元を離れ「カサロンの家」で自立した生活をし、町の学校へ通っています。

本プロジェクトは全学生から希望者を募り、名古屋キャンパス12名、豊橋キャンパス4名、計16名の参加が決定しました。
学生たちは2024年8月2日から7日にかけてタイ・チェンマイを訪れ、本学海外提携校であるタイ・ナレースワン大学の学生の協力のもと「カサロンの家」の訪問および「プープーペーパー」の製作を行いました。
その後、日本へ持ち帰った「プープーペーパー」を使い、アップサイクルアクセサリーを手掛けるマッチュルームと連携して、学生がアイディアを出したピアスやブレスレットなどのアクセサリーと、「カサロンの家」の子どもたちが描いた絵やメッセージを使った商品を制作しました。

商品の販売収益は、全額が「カサロンの家」に寄付され、子どもたちの生活・学習環境を支え、夢の実現へと繋がります。
このプロジェクトは、中京テレビ「24時間テレビ」(2024年8月31日、9月1日)内で紹介されました。 
また、TVerおよびLocipoでの配信も予定されています。


プロジェクトチーム「愛LAND」

愛知大学の学生、愛知大学海外提携校であるタイ・ナレースワン大学、美濃和紙の端材で作るアップサイクルアクセサリーを製作するマッチュルームで構成されたプロジェクトチーム。タイ・チェンマイにあるElephant POOPOOPAPER Parkとコラボ企画を行い、ゾウのフンを紙へと生まれ変わらせるアップサイクル商品を製作しました。

<学生コメント>
本プロジェクトリーダー 法学部4年 豊嶋智南さん
「継続的な支援の実現のため、たくさんの方に欲しいと思ってもらえる商品を制作しました。ゾウのフンからできる紙を使用することでアップサイクルとなる点も魅力の一つです。私たちやカサロンの家の子どもたちの思いが詰まっているので、是非、手に取ってみてください。」

<Instagram>
https://www.instagram.com/ai_land_16/

<tiktok>
https://www.tiktok.com/@ai_land_16


アップサイクルと「プープーペーパー」について

本来廃棄されるはずのものを新たな価値を持つ製品へと生まれ変わらせる取り組み。ゾウのフン(プープー)から取り出した繊維を洗浄、薄く平らにのばし、干して作る「プープーペーパー」は、化学薬品を一切使用していない環境にやさしいアップサイクル商品です。



販売品

プープーペーパーを使用したアクセサリー(ピアス、ブレスレット、キーホルダーなど)
子どもたちの描いた画やメッセージを使ったレターセット、うちわ、しおり



販売先

<オンライン販売(マッチュルーム)>
http://macchuroom.com/

<店舗販売>
・JICA中部 EARTH GARDEN ※1階 入口正面
名古屋市中村区平池町4-60-7
営業時間 11:00~18:00 定休日 月・木

・やながせ倉庫団地
岐阜県岐阜市弥生町10
営業時間 12:00~18:00 定休日 火・水

・Pot studio
愛知県春日井市若草通1-10-1
営業時間 11:00~ (日により変動) 定休日 日・水

・おみやげ茶屋 えっさほいさ
名古屋城 正門横 金シャチ横丁 義直ゾーン
営業時間 10:00~17:00 

・cu-mu 新町店
岐阜県郡上市八幡町新町942
営業時間 10:00~15:00 

※各店舗においては、種類や色に限りがあります。