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法学部「専門演習17クラス」の学生19名が法学検定試験(主催:法学検定試験委員会)に合格しました

学生活動
2021年11月28日(日)、法学検定試験(主催:法学検定試験委員会/委員長 新堂幸司先生)が実施され、法学部「専門演習17クラス」(吉垣実教授が担当)の学生25名がベーシック〈基礎〉コースを受験し、19名が合格しました。
合格率は76%(全国平均は64.4%)となり、長濱辰哉さん(法学部3年)はExcellent合格(60点中52点以上)でした。

「専門演習17クラス」は、法的素養をみにつけてもらうことを目的として、2020年度から新たに開講されました。
このゼミは、もう一度法律を学び直したいとの意思をもつ学生を対象としています。
ゼミでは、基本書読みや判例検討を中心とした勉強をしていますが、希望者は公務員試験対策や就職対策として法学検定試験を受験しています。

ゼミ長の法学部3年清水綾乃さんは、「私たちのゼミは、ひとつのテーマにとらわれず、基本書にたちかえったり、様々な判例にあたることで、法律の学び直しや、 知識を深めることを目的としています。大学生活は、なかなか勉強だけに注力するということが難しく、勉強を疎かにしてしまう面も正直あります。私もそんなひとりでしたが、ゼミ活動を通じて、受け身の勉強だけでなく、考え、発言の機会を得て、法学の学び直し、習得はもちろん、法学の面白さも知ることが出来ました。法学検定試験は、そんな日頃の活動の成果を知る良い機会であり、今回この試験に合格出来たことで、成長の実感、また課題発見をすることが出来ました。今後は、これらを活かしてさらに法学の知識を深めていきたいです」と語りました。
また、法学部3年の石原加菜さんは、「日頃の勉強がどれだけ身についているか確認する良い機会でした。今回受検して浮かび上がった苦手な分野の勉強に、今後は取り組みたいです」 と語りました。


2021年度法学検定試験に合格した皆さん



※法学検定試験委員会 委員長 新堂幸司先生は、愛知大学法科大学院初代院長を務められ、愛知大学名誉教授です。

~「法学検定試験」とは~
「法学検定試験」は、公益財団法人日弁連法務研究財団と公益社団法人商事法務研究会が共同で組織した法学検定試験委員会が実施している法学に関する学力を客観的に評価する、わが国唯一の全国規模の検定試験です。 法学検定4級・3級試験を2000年から、2級試験を翌2001年から実施しておりましたが、法科大学院が定着したことを受けて、2012年からベーシック〈基礎〉コース、スタンダード〈中級〉コース、アドバンスト〈上級〉コースの3コースで実施しています。 これらの試験は、法学に関する学力を客観的に評価する唯一の試験として、大学での単位認定、企業の入社・ 配属時の参考資料等として、さまざまな場面で利用されております。
法学検定試験はどなたでも出願することができます。 受験資格はいっさい問いません。
公益財団法人日弁連法務研究財団HPより抜粋)