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法学部「専門演習18クラス」の学生7名が法学検定試験(主催:法学検定試験委員会)に合格しました

学生活動
2020年11月29日(日)、法学検定試験(主催:法学検定試験委員会/委員長 新堂幸司先生)が実施され、法学部「専門演習18クラス」の学生9名が受験し7名が合格しました。合格率は77.7%(全国平均は65.5%)となり、うち4名はExcellent合格(60点中48点以上)でした。
吉垣実教授が担当する「専門演習18クラス」は、法的素養をみにつけてもらうことを目的として、2020年度から新たに開講され、もう一度法律を学び直したいとの意思をもつ学生を対象としています。

ゼミ長の法学部3年増田正奈さんは、「私たちのゼミは、あらためて法律を学び直すことができる初学者向けのゼミです。私自身、ゼミに入るまでは部活動を熱心に行っていたため、勉学は疎かになっていました。しかし、ゼミを通じて、法律知識の習得だけでなく、法律の面白さ、学ぶことの楽しさを知ることができました。ゼミでは民法の基本書講読(道垣内弘人・リーガルベイシス民法入門[第3版](日本経済新聞出版社、2019年)や法学検定試験合格を目標に勉強を進めていきました。今回、法学検定試験に合格できたことで、自信を持つことができたと同時に、自己成長をすることができました。昨年は、ゼミ活動の一環として、アメリカの法律映画の鑑賞会なども行い、陪審制度と民主主義の関係について議論したことは印象に残っています。来年ゼミに入ってくる皆さんとお会いできることを楽しみにしています。私たちと有意義な時間を過ごし、共に成長していきましょう」と語りました。


※法学検定試験委員会 委員長 新堂幸司先生は、愛知大学法科大学院初代院長を務められ、愛知大学名誉教授です。

~「法学検定試験」とは~
「法学検定試験」は、公益財団法人日弁連法務研究財団と公益社団法人商事法務研究会が共同で組織した法学検定試験委員会が実施している法学に関する学力を客観的に評価する、わが国唯一の全国規模の検定試験です。 法学検定4級・3級試験を2000年から、2級試験を翌2001年から実施しておりましたが、法科大学院が定着したことを受けて、2012年からベーシック〈基礎〉コース、スタンダード〈中級〉コース、アドバンスト〈上級〉コースの3コースで実施しています。 これらの試験は、法学に関する学力を客観的に評価する唯一の試験として、大学での単位認定、企業の入社・ 配属時の参考資料等として、さまざまな場面で利用されております。
法学検定試験はどなたでも出願することができます。 受験資格はいっさい問いません。
公益財団法人日弁連法務研究財団HPより抜粋)