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株式会社愛知銀行・ヤマサちくわ株式会社との連携事業が開催されました

地域連携・地域貢献
12月15日(火)豊橋キャンパスにおいて、「地元企業との課題解決プロジェクト」の最終報告会が開催され、本学学生が豊橋市の地元企業であるヤマサちくわ株式会社に対して提案発表を行いました。本プロジェクトは、8月31日(月)に締結した株式会社愛知銀行との連携・協力協定による事業として実施され、愛知銀行の取引先であるヤマサちくわを紹介いただいたことにより行われたものです。

本学豊橋キャンパスで実施される共通教育科目「総合科目9」(担当:地域政策学部 鈴木誠教授)において、PBL(課題解決型学習)プログラムを通じて、社会人基礎力・論理的思考力・プレゼンテーション能力を身に付けることを目的に行われました。授業を履修した文学部・地域政策学部生39名が8チームに分かれ、「創業200年のヤマサちくわが次の創業250年を迎えるために、何をすべきか」という課題に対して調査・研究活動を通して立案した企画を発表しました。新商品の開発や、販売場所など販路拡大についての提案、新成人が成人の日に両親へちくわを贈り感謝の思いを伝える「若竹の輪」など、学生ならではの視点で考案された多彩な企画が提案されました。

当日はヤマサちくわ・愛知銀行の皆さま、鈴木誠教授が審査を行い、優秀企画賞には幼少期の食が一生の味覚につながることに着目した「食育プロジェクト」の提案が選ばれ、最優秀企画賞には世代を越えて愛される新商品開発を提案したチームが選ばれました。
最優秀企画賞を獲得した企画は、四季を楽しめる贈答用の「四季ちくわ」と子どもも美味しく食べることができる「子どもちくわ」の開発を提案したものです。
企画のポイントは、全国でも有数の農業生産地である豊橋市の地元農家と協力して作り上げることにあり、地元を大切にする同社の想いと合致することが高く評価され、最優秀企画賞に選ばれました。


最優秀企画賞を獲得したチームDの皆さん
(左から)文学部2年 木村 直哉さん、同学部3年 MEI YANWEIさん、地域政策学部3年 大石 玲奈さん、同学部1年 西永 真緒さん、同学部1年五十嵐 駿さん


優秀企画賞を獲得したチームFの発表風景