文字サイズ

(独)国際交流基金日中交流センター「大学生交流事業」に本学学生の提案企画が採択されました

グローバル
独立行政法人国際交流基金日中交流センターが実施する大学生交流事業(オンライン実施)に本学学生チームである「チームめっちゃんこ」の企画「新年快乐! お正月を遊び尽くせ!~みんなで日本の伝統遊びを体験しよう~」が採択されました。

(独)国際交流基金は1972年に設立された外務省所管の独立行政法人です。現在、本部(東京)のほか、世界24ヵ国に25拠点があります。総合的に国際文化交流を実施する日本で唯一の専門機関で、日中交流センターは、日本と中国の将来を担う若者たちが心と心を結び合う事業を実施しています。
その取り組みのひとつである大学生交流事業は、中国との文化交流に関心を有する大学生、または大学院生から広く企画を募集し、優良な企画は、中国地方都市に開設されている交流拠点「ふれあいの場」での実施が支援される取り組みです。

本学では、日本を深く理解し外に向けて発信する力、「日本理解力」と「日本発信力」を身につける取り組みとして「さくら21プロジェクト」を展開しています。この活動の一環として、現代中国学部生6名で構成する「チームめっちゃんこ」が本事業の日中文化相互理解型企画に応募し、書類選考、面接・プレゼンテーション選考を経て、見事、採択されました。
本事業への採択は、2018年度に経済学部・国際コミュニケーション学部生の混成チームが採択されて以降、2回目の採択となりました。
今後は、来年3月(予定)に実施される中国とのオンライン成果発表・イベントに向けて、中国で日本語を学ぶ大学生とオンラインによる共同作業で準備を進めます。

提案企画「新年快乐! お正月を遊び尽くせ!~みんなで日本の伝統遊びを体験しよう~」は、すごろくブース、日本の伝統的な遊び体験ブース、駄菓子ブースなどを会場に設け、日本の「正月」、中国の「春節」の違いを体験しながら異文化理解を深めるものです。
また、中国から伝来したといわれる「すごろく」を企画の軸とすることにより、中国各地の幅広い年齢層が手軽に利用でき、イベント終了後も活用してもらうことで継続的な交流活動を実現できる点がポイントです。
大学生交流事業は例年、中国現地で対面による成果発表・イベント実施が行われていますが、今年度は新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大により、オンラインで実施できる日中交流イベント企画の募集となりました。

《参考:(独)国際交流基金日中交流センターHP 2018年度本学学生提案事業実施報告》
https://www.chinacenter.jp/japanese/news/icebreakers/


【チームめっちゃんこ】
(写真上段左から)吉田優哉さん、渡部真由さん、浅田菜摘さん
(写真下段左から)小寺莉子さん、木谷百伽さん、山田典佳さん

【アドバイザー】
木村義和法学部准教授、佐藤元彦経済学部教授、梅田康子現代中国学部教授
以上、さくら21プロジェクト部会専門委員