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中日新聞社提供「コロナ氷河期を勝ち抜く業界研究講座」が開催されました

学生活動
本学キャリア支援センターは中日新聞社提供「コロナ氷河期を勝ち抜く業界研究講座」を、オンデマンドによる全5回動画配信にて開催しました。
本プログラムは、新型コロナウイルスの影響で就職・採用活動が大きく変化する現在、どのような環境下でも就職活動にしっかりと臨めるよう、低年次学生を対象に1年後、2年後の就職活動を見据えた業界研究講座として展開したものです。
各講座では中日新聞社のデスクやキャップが登壇し、「自動車産業」「金融」「インフラ」「流通」「マスコミ」など各業界の動向について解説が行われ、聴講学生は記者ならではの視点から行われる解説を受け、関心の幅を広げました。

12月3日(木)には、本講座の総括として名古屋キャンパスグローバルコンベンションホールに中日新聞教育支援事務局長鈴木宏征様、教育支援事務局原葉子様をお招きし、意見交換会を行いました。。


参加学生からは多くの質問が投げかけられ、活発な意見交換が行われました。
「取材活動において相手とのコミュニケーションが重要になるが、大切にしていることは何か?」との質問に対し、「取材相手に対して“関心”を持つことが重要。相手が何と答えたかではなく、なぜそのように答えたかを考えることで、円滑なコミュニケーションにもつながる。これは取材だけでなく、社会人として働く上でどの職業にも通ずること」とのお言葉をいただきました。
また、「与えられた仕事を超え、応用力をもって仕事ができる人材になるためのアドバイスが欲しい」との質問に対しては、「1点目は幅広い視野を身に着けること。新聞や本などを幅広く読むとともに、他の業界の方と付き合うなどして視野を広めていく、それを自分の中に取り込むことで、仕事に反映していくことができる。2点目は自分の仕事の先を考えること。手元にある仕事は大きな流れの中の一部分であり、その先がある。自分の手を離れた仕事がどう動くのかを知らなければ同じ作業の繰り返しになってしまうため、どうしてこの仕事が必要であるのかを考えることで新たな発想が生まれてくる」とのアドバイスをいただきました。

就職活動を見据えて業界を知るためにスタートした講座でしたが、本講座を通して参加学生の皆さんは「働くこと」についても深く考えるきっかけとなりました。


【低年次キャリアデザインプログラム~CAREER FIELD~】
愛知大学キャリア支援センターでは、2019年度より「低年次キャリアデザインプログラム~CAREER FIELD~」と題して、1・2年次生を対象とした産官学が協働したプログラムを開発しています。
就職をゴールとしない形で、学生の社会人基礎力の養成や、望ましい職業観の醸成を目的として、現場(FIELD)理解に貢献する実践的な学びを創出し、低年次学生が将来のキャリアビジョンを描くことを支援するプログラムを展開しております。
各種プログラムについて、実際に参加した低年次学生からの視点で実施報告をしておりますので、下記URLからご確認ください。

http://www.aichi-u.ac.jp/recruit/career-center/career-field