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【開催報告】愛知大学法学部公開講演会が開催されました

イベント・公開講座
 愛知大学法学部公開講演会「アメリカ合衆国における婚姻平等実現への歴史—日本とアメリカ合衆国を比較して−」が2017年10月27日金曜日に本学名古屋校舎グローバルコンベンションホールにて開催されました。
 愛知大学法学部は2015年にハワイ大学ロースクールと「国際交流プログラムに関する協定」を結び、春休み期間中に開催される2週間の短期学生派遣プログラムに法学部の学生を派遣するなどの学術交流を推進しています。今回の講演会は、この協定に基づいて、ハワイ大学ロースクールのMark Levin教授を講師にお迎えして、ご講演をしていただくだけでなく、上記の短期学生派遣プログラムに参加する学生による研究発表という2本立てで行われました。Mark Levin教授のご専門は日本法であり、日本法とアメリカ法の比較法的見地から同性婚に関する法的問題について研究をされています。
 アメリカ合衆国では、同性婚を禁止する法律が2015年に連邦最高裁判所において違憲とされ、世界的に大きなニュースとなりました。今回の講演会では、最近のアメリカ法においてもっとも話題となったこの同性婚に関する法的問題について、その最前線で活躍されていたMark Levin教授にご講演をいただき、本学法学部学生の研究報告に対してコメントをしてもらいました。来場者からはアメリカ法における新しい動きや研究テーマにふれることができ、大変有意義な講演会であったとの声が聞かれました。