本学では建学の精神に基づき、「主体的な学び・経験の蓄積による自立・自走型人材の育成」を目指す新たなキャリア形成支援システムとして「愛知大学・包括的キャリア形成支援システム（CISA）」を構築、推進して参りました。
卒業をゴールとせず、4年間の学生生活をトータルにサポートするため、低年次から、正課科目としてのキャリアデザイン関連教育を、正課外ではPBL（課題解決型学習）プログラムである「Learning＋（ラーニングプラス）」を展開しております。
今次、さらに充実したキャリア形成ならびに就職活動支援に関する取り組みを企画・立案、推進するためにキャリア支援センターを設置いたしました。これまで以上に、きめ細やかな学生サポートを展開いたします。
さらに「生きる・働く・学ぶ」をつなぐ「学びの場」を構築します。産・学・官の連携を強化し、学生諸君が早期から社会や地域、産業界を深く知り、その理解を深めること、そして自分の生涯におけるキャリアパスをイメージし、そのビジョンを獲得すること、様々な体験と気づきを通して、主体的に進路を決定する能力、職業意識ならびに社会人力・人間力、国際理解力を伸ばしていくこと、かかる新たなキャリア形成支援プログラムを引き続き開発、推進して参ります。
また正課と課外が有機的に呼応し、低年次からの業界理解、職業人意識の涵養などを目指したワークショップ・講演会などを開催いたします。この取り組みを支えるフレームワークとして、学生をど真ん中に据えたキャリア・パスファインダ「Futurum*」を創出し、産学官が連携して「人財」を育成する試みを推進してまいります。
*フトゥールム、「未来」を意味するラテン語