教育方法

教育方法
教育方法

愛知大学法科大学院には、独自のカリキュラム構成、少人数教育、正課を補助するチューター制度、充実した学習環境や奨学金制度など、多くの特長があります。
いずれも次代を担う法曹の育成をめざし「教員が学生と同じ方向を向いて目標達成のため前進する」という基本姿勢の現れでもあります。

シラバス
シラバス
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徹底した少人数教育
教育方法
アメリカで最も信頼されているロースクール・ランキングで最重要視されるのが、「学生と教員の比率」。名門イェール大学では「学生4.4人に対し専任教員1人」※、本法科大学院では1学年20人の学生に対し専任教員数12人です。同校とほぼ同レベルでの少人数教育「学生5人に専任教員1人」を実現。極めて親密な関係の中で、双方向・多方向の授業が展開されます。

※U.S News & World Report “America Best Graduate School”より

正課を補助するチュータ制度
正課を補助するチューター制度
学生の学習効果を高めるために、「教育補助講師(チュータ)」制度を導入しています。若手弁護士を採用し、補講や個々の学生の学習支援、指導・相談などを主に担当します。正課授業の学習効果を高めたり、学生の弱点の補強や能力を高めることが可能となります。

授業風景 南阪本浩章弁護士(チュータ)

自然に身につく学習環境
自然に身につく学習環境
少人数制で、教員・チュータ・院生が縦横につながって、みんなで合格を導こうとする“団体戦”が強み。お互いに切磋琢磨しながら高みをめざそうとする姿勢は、活発な議論に色濃く表れており、授業以外でも、自分の知識や考えを発し、他者の意見を聞き入れることで自然と知識が深まっていきます。

教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
本法科大学院は、「地域社会に貢献する」法曹となるのにふさわしい豊かな人間性、鋭い人権感覚及び専門的な法的知識を備えさせるため、次に掲げる点を重視して教育課程を編成し、実施する。
サンプル画像
1 少人数による密度の高い教育
 法曹に不可欠な法的知識を修得し、現実の法的課題を解決するための分析力及び思考力を修得するとともに、それらを運用するにあたり必要となる高度な倫理性を身につけるために、質疑による授業内容の確認をはじめとする双方向・多方向的な議論を重視した少人数教育を行う。

2 法的知識及び思考力を修得するための段階的かつ体系的な教育
 法律基本科目については、法曹に共通して必要とされる専門的学識を涵養する基礎科目を履修した上で、専門的学識の応用能力(法的な推論、分析、構成及び論述の能力)を涵養する応用科目を履修する。これらの法律基本科目を履修した後に、法律実務基礎科目、基礎法学・隣接科目及び展開・先端科目を配置する。

3 研究者教員と実務家教員の協同教育
 法律に関する実務の基礎的素養、専門的な法律の分野に関する専門的学識及びその応用能力を涵養するために、研究者教員と法律実務に精通している実務家教員が協同して教育を行う。

4 社会の多様化、高度専門技術化に対応した教育
 現実の法的課題に対応するために豊かな教養を身に付け、バランス感覚を涵養するために基礎法学・隣接科目を設け、最先端の高度専門技術化した法的課題を解決する能力を涵養するために展開・先端科目を設ける。

5 厳格な成績評価

 「学生の成績評価に関するガイドライン」に基づき、筆記試験を中心とした各授業のシラバスに定める方法により、厳格な成績評価及び単位認定を行い、学位授与方針に示した能力の涵養を保証する。